値段表示とそのまわりの表現

スーパーを後にし、今度は街中でウィンドーショッピングを楽しみましょう。
negozio di scarpe 1

金額の文字が大きくて、よく目立ちます。

写真は靴屋さん値段表です。ULTIMISSIMI GIORNI(ウルティミッスィミ ジョルニ)とあり、ultimissimiは「終了間際の」、giorniは「日々」ですので、「バーゲン期間残りわずか」を表しています。

また、ほかの靴屋さんでは……
fine serie

赤い画用紙に書かれた値段


FINE SERIE(フィーネ セーリエ)とあるので、serie「シリーズ」がfine「終わり」を迎えている、つまり「廃盤品」です。39ユーロなら安いかも?


今度は、シャツ屋さんのショーウィンドーです。
camicie

まとめ買いの誘惑


一番上に、PREZZO SPECIALE(プレッツォ スペチャーレ)という表示。これは期待できそうです。prezzo「値段」がspeciale「特別な」ということで、「スペシャル・プライス」ですね。シャツ1枚「1 camicia」(=una camicia ウナ カミーチャ)なら15ユーロで、シャツ2枚「2 camicie」(=due camicie ドゥウェ カミーチェ)なら25ユーロですか。これはついつい、2枚買ってしまいそうですね。

同じシャツ屋さんで……
camicia cotone saldo

味のある手書きのプライスカード


シャツ「camicia」(カミーチャ)、綿「cotone」(コトーネ)、バーゲン「saldo」(サルド)の文字が見えます。お店のバーゲンは、ふつう複数形で「saldi」(サルディ)と言います。

値段とともに、その周辺の表現をいろいろ観察するのも「また楽し」です。観光の合間に、個性豊かなイタリアの手づくり値札、ぜひチェックしてみてください!


通貨がリラからユーロに切り替わって……

さて、ユーロが導入されて以来、「バーゲンを賢く利用し、外食を控えて節約しないと、月末までもたない!」という声がよく聞かれます。旧貨リラの為替レートは時期にもよりますが、だいたい「100リラ=7~10円」くらいだったため、ちょっとホテルに一泊しただけで宿泊代が「15万リラ」ということもありました。旅行者にとっては大きな数字を慣れないイタリア語で言ったり聞き取ったりしなければならない苦労がありました。同じ宿泊料、これもまた為替相場にもよりますが、今言うとしたら「100ユーロ」くらいです。数字の桁がだいぶ減って、私たちには、言いやすくなってよくなりました。ですが、リラからユーロに切り替わった際のどさくさの大幅値上げで、多くのイタリア人の生活が苦しくなったとなると、あまりよろこんでばかりもいられないかもしれません……。



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