快適なツアー利用で、ヨーロッパの麗しき古城を訪ねる旅

プラハ城

丘の上から『黄金の古都』の歴史を見守ってきたプラハ城


元来、城は敵の侵略から自国を守る要塞としての機能を主とし、高い塔と堅強な城壁を有していました。時代を経て、武器や戦い方が変化していくと、次第に軍事拠点としての意味合いから王皇族の居住地としての用途がとってかわることとなり、権力誇示の一つの形として、内外共に華美な装飾を施したり、城主の趣味を反映したものに移り変わっていきました。現在でも観光地として人気の高いヨーロッパの古城は、その多くが後者になりますが、建てられた時代や地域によって、多種多様の様式が見られるのも、ヨーロッパの城巡りの面白さでもあります。

郊外にあるお城へのアクセスは、公共交通機関が通っていなかったり、乗り継ぎなどが必要でアクセスが困難なこともしばしば。主要都市の中心地からダイレクトで案内してくれるバスツアーが断然快適で、おすすめです。また、道中に詳しい解説や、観光の際の注意事項も聞けて一石二鳥。2箇所以上のお城巡り、付近のそのほか観光名所とあわせて一日で訪れることができるのも大きな魅力です。

いつかは訪れたいヨーロッパの美しい城

古代からの長い歴史の中で、数々の名城を誇るヨーロッパ。その多くは保存状態もよく、歴史的価値が認められ、世界遺産として登録されているものも少なくありません。リピーターにもおすすめの厳選のお城をご紹介します。

■チェコ 世界で最も古くて大きい城 プラハ城
黄金の小路

錬金術師たちが住んでいたといわれる『黄金の小路』は、城内の見どころの一つ

プラハの街を流れるヴラダヴァ川の西岸、小高いフラチャニの丘の上にそびえ立つプラハ城は、世界で最も古くて大きい城として、ギネスブックにも認定されています。ゴシック様式の聖ヴィート大聖堂やロマネスク様式の聖イジー教会、ルネッサンス様式とゴシック様式が融合した巨大なホールを擁する旧王宮をはじめ、城内に残る建築は1000年以上の歴史を物語っています。見どころを余すことなく押さえたツアーに参加すれば、歴史への理解も一層深まることでしょう。


■イタリア 八角形のミステリー カステル・デル・モンテ

カステル・デル・モンテ

見事な八角形を成す姿が美しいカステル・デル・モンテ

イタリア南部、プーリア地方の何ともない田園風景の中に突然その姿を現す世界遺産、カステル・デル・モンテ城。城全体が完璧な八角形を成し、8つの八角形の塔と八角形の中庭を持つまさに”8ずくし”のこの城は、建てられた目的も、どのようにして使われていたかも手がかりのない、不思議に満ちたモニュメントです。同じく世界遺産として登録されているマテーラの街や、プーリアワインを楽しめるワイナリー訪問とあわせて訪れるツアーがおすすめです。


■フランス 中世の城塞都市 カルカッソンヌ
カルカッソンヌ

ヨーロッパ最大級の城塞都市 カルカッソンヌ

フランス南部にある中世ヨーロッパ最大の城塞都市、カルカッソンヌ。フランス国内では、「カルカッソンヌを見ずして死ぬな」という言い伝えがあるほど人気のある観光地で、モンサンミッシェルに次ぐ来訪者を数えます。古代ローマ時代にその起源は遡り、中世に本格的な城塞都市として発展したカルカッソンヌのシテは、53の塔が建つ厚い2重の城壁に囲まれています。そのスケールの大きさは、一見の価値あり。拠点となる最寄りの都市はトゥールーズですが、南仏の人気都市アヴィニョンからも便利なツアーが催行されています。


■ルーマニア・ドイツ モンスターたちの棲家を訪ねて

ブラン城

ルーマニアきっての観光名所 ブラン城

これまで何度も映画化・ドラマ化され、世界的に有名なモンスターの吸血鬼、ドラキュラ。その原作の小説は、19世紀にアイルランド人作家ブラム・ストーカーによって書かれ、ルーマニアの南部、トランスバニア地方の山中にあるブラン城が舞台として知られています。また、同じくモンスター小説の代表作の一つである『フランケンシュタイン』のモデルとされているのは、ドイツ中西部のダルムシュタット近郊の「フランケンシュタイン城」。作家たちのインスピレーションを感じる旅はいかがでしょうか。

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