「トマ・ピケティ」
フランスの経済学者、経済学博士。経済的不平等の専門家であり、特に歴史比較の観点からの研究を行っています。著書「21世紀の資本」が世界的な大ベストセラーになっており、日本でも5940円と高額にもかかわらず、13万部を超える大ベストセラーになっています。「r>g」
r(リターン)とは、株や不動産などによる資産運用から得られる利益率のことです。g(グロース)は、経済成長率。働いて得る、所得の伸び率とも言えます。
ピケティ氏の研究によれば歴史上、r(資産からの利益率)は常に、g(所得の伸び率)を上回り続けていました。
「r>g」とは、故に資本主義を放置すると格差は拡大するとピケティ氏は主張しています。「人口が増えない社会では、現在の所得よりも、過去に蓄積した財産のほうが重要です。受け継ぐ財産の無い若い世代にとって、財産の世襲は大きな格差を生み出します」
このことから、福の神流に連想ゲーム的に考えると、今後は株や不動産などによる資産運用がより重要になるということです。
今回は、ピケティ関連銘柄として、「r>g」に注目し不動産の資産運用関連の銘柄を3銘柄ご紹介致します。
アーバネットコーポレーション<3242>(東証ジャスダック)
アーバネットコーポレーション<6670>は、東京都千代田区二番町に本社がある投資用ワンルームマンション専業の不動産会社です。外観にもこだわり、モノトーン調で、玄関には、オリジナルの彫刻が置かれていて、非常におしゃれです。部屋にも、収納スペースを多くとり、浴槽も、自社設計の3角形のスタイリッシュなものを、金型を作って製作させるなど、非常に「ものづくり」にこだわったマンションを作っています。また、立地も東京都内の駅から10分以内に限定しています。ワンルームマンション専業として、長年の経験があるので設計力が高く、変形地、狭小地でも対応でき、何と50坪程度の通常なら一戸建て用地にも、10階程度のマンションが建設可能です。
・直近は、海外投資家向けにも投資用ワンルームマンションを1棟売りしています。
・都心のワンルームマンションへの投資する方が増えれば、アーバネットコーポレーションに大きなプラスです。
■株式データ
株価 307円
単元株数 100株
予想PER(連)8.3倍
実績PBR(連) 1.97倍
予想配当利回り 3.91%
時価総額 約65億円
日本管理センター<3276>(東証1部)
日本管理センター<3276>は、東京都千代田区丸の内に本社がある賃貸住宅の一括借り上げ専業の会社です。不動産オーナーから不動産物件を一括して借上・サブリースし、収益性の向上とリスクマネジメントを実行するプロパティマネジメントを主力事業として展開しています。不動産オーナーからマンション等の建築やリフォームを受注する建築会社、ならびに物件の仲介業務等を行う賃貸管理会社等と提携して、物件を確保しています。
・不動産投資を行う方が増加して、日本管理センターへの一括借り上げが増えれば、業績に大きなプラスです。
■株式データ
株価 1246円
単元株数 100株
予想PER(連)22.2倍
実績PBR(連) 7.91倍
予想配当利回り 1.92%
時価総額 約237億円
シノケングループ<8909>(東証ジャスダック)
シノケングループ<8909>は、福岡市中央区天神に本社がある投資用アパート・マンションの販売、不動産賃貸管理の会社です。土地を保有しないサラリーマン層向けの販売が主力です。フロー型ビジネスのアパート・マンションの販売事業も好調ですし、ストック型ビジネスのアパート・マンションの不動産賃貸管理事業も、好調を維持しています。・いわゆるサラリーマン大家さんが増加すれば、シノケングループに大きなフォローの風です。
■株式データ
株価 1350円
単元株数 100株
予想PER(連) 8.1倍
実績PBR(連) 3.28倍
予想配当利回り 0.55%
時価総額 約226億円
*株式データは、2015年2月13日終値データ
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