憧れのサスーンカットを超破格値で
体験してみたいけど、結構値が張るものだな……、と思ったあなたに朗報です。通常のサロンでは最低でも£71出さないと体験できないサスーン・ヘアカットが、なんとなんと、驚きの£15でゲットできるのです!その場所は、サスーン氏が、1969年に彼のヘアカット、カラーリング、スタイリング技術を世界的に広げる目的で開講した最初のロンドンの学校、「サスーン・アカデミー」。その技術を学ぼうと、初心者からベテランスタイリストまで、国内は元より、世界各国からの学生で常に賑わっている学校です。
ロンドン サスーンアカデミーの玄関
「サスーン・アカデミー」では、研修生の実習授業の一環として一般からヘアモデルを募っており、格安でヘアカット、その他のサービスを提供しているのです。研修生とはいっても、背後にベテランのカリスマ(?)講師がついているので、サスーンヘアスタイルをこの値段で体験できるのは値打ちがあります。
サスーン・ヘアモデルを実際に体験!
まずは、電話で予約が必要です(メールでは受け付けていません)。電話番号は0207 491 0030。知る人ぞ知るコースなので、結構混み合います。ガイドが電話した時は、一番早くて10日後のスポットでした。早めの予約をおすすめします。以下に電話でのやりとりをシミュレーションしてみましたので、英語はちょっと苦手という方は参考にしてみてください。■電話英会話シミュレーション
- A: Hello. Can I book a model haircut, please?(もしもし。モデルカットの予約をお願いします)
- B: Only haircut?(カットだけですか?)
- A: Yes, only haircut, please.(はいそうです)
- B: When would you like to book?(いつがいいですか?)
- A: When is the earliest date and time available from today? (今日から一番早いのはいつが空いてますか?)
- B: That would be the next week 15th at 9:30am.(来週15日の9時半からです)
- A: Ok, please book me in then.(じゃあ、その日時でお願いします)
- B: Sure. Can I have your name, please?(わかりました、お名前は?)
- A: Ryohei Kawai.(川合亮平)
最寄り駅のボンド・ストリートは、有名デパートやブティックが軒を連ねる場所。ウィンドーショッピングしながら、サスーンアカデミーに向かいます。
ボンド・ストリートからアカデミーまで徒歩5分程度
メインの建物に入るとすぐに受付があり、名前を告げると、そこの待ち合い椅子で時間まで待つように指示されました。このときは、すでに沢山お客さんが来ており、10名程待っていました。その時はたまたま、ガイド以外は白人のミドルエイジの女性客!浮きまくりでしたが(笑)、男性でも30代でもアジア人でももちろん、誰でも行けるので、大丈夫です。
時間になると、受付の人が会場に案内してくれます。両サイドに席が5つほど並ぶ大部屋。一般的なヘアサロンの雰囲気です。そこにガイドを含むモデル10名程度が入り、その後同じ数の研修生と講師3名が入ってきて準備完了。
この回の研修生は、すべてロシア人の美容師さんでした。英語が苦手なようで、講師との間には通訳さんがついてました。ヴィダルサスーンのカット技術って、ヘアスタイルと頭蓋骨の形のバランスに非常にこだわりがあるみたいで、そんなことを講師は研修生にレクチャーしながら、ヘアカットは進んで行きます。
レクチャーを交えながら進んでいきます
なんせ、教えながらなんで、結局、最初から終わりまで、3~4時間かかります。時間に余裕を持っていきましょう。あと、長時間なので、雑誌・本などを持参するのもおすすめです。