セブン-イレブンのドーナツは、どんなもの?
コンビニ最大手のセブン-イレブンが、ドーナツ市場に参入しています。レジ横に専用什器を設置して、2015年中に全店舗(約1万7000店)で販売を開始し、2017年2月期には6億個の販売を目指すそうです。最近、首都圏ではこのドーナツの販売を開始する店舗が急増しており、2月4日時点で150店舗を超えているそうです。藤本の家の近くではまだですが、会社のある六本木1丁目の店舗では既に、取り扱いを開始しています。
この大ヒット商品間違いなしの、セブン-イレブン、ドーナツ関連銘柄を3銘柄ご紹介いたしましょう。
昭和産業<2004>(東証1部)
昭和産業<2004>は東京都千代田区内神田に本社がある製粉と油脂が2本柱の食品会社です。セブン-イレブン ドーナツで使用されている小麦粉は、昭和産業製です。ちなみに、ミスタードーナツの小麦粉は、日本製粉製です。昔、吉野家ホールディングス傘下で展開していたダンキンドーナツの小麦粉は、日清製粉製でした。
■株式データ
株価 485円
単元株数 1000株
予想PER(連)11.9倍
実績PBR(連) 1.23倍
予想配当利回り 1.85%
時価総額 約801億円
富士電機<6504>(東証1部)
富士電機<6504>は東京都品川区大崎に本社がある重電大手です。火力発電設備や自動販売機、電力用半導体など、製品は多岐に渡っています。レジ横に置いてある専用什器は富士電機製です。また、セブンカフェのコーヒーマシンも富士電機製です。セブンカフェでコーヒーとドーナツを買えば、両方とも富士電機製のマシンから、商品が提供されることになります。
■株式データ
株価 495円
単元株数 1000株
予想PER(連)13.0倍
実績PBR(連) 1.59倍
予想配当利回り 1.61%
時価総額 約3,680億円
セブン銀行<8410>(東証1部)
セブン銀行<8410>は東京都千代田区丸の内に本社があるATM手数料が収益源の異色の銀行です。全国のセブン-イレブンの99.9%にATMが設置されています。最近は1店舗に複数のATMを設置する店舗も増加しており、ATM設置台数が右肩上がりに増加しています。コーヒー&ドーナツ目当てにセブン-イレブンへの来店客が増えれば、99.9%の店舗にATMが設置されているので、ついでに現金を引き出す顧客が増え、ATM手数料の増加が期待出来そうです。
■株式データ
株価 544円
単元株数 100株
予想PER(連)27.6倍
実績PBR(連)4.04倍
予想配当利回り 1.37%
時価総額 約6,503億円
*株式データは、2015年2月6日終値データ
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