リフォームと言うと、古い家を修理するイメージが強いと思いますが、意外にあるのが築10年以内の浅築にもかかわらず工事をするケースです。今回のリフォームの現場からは、暮らしながら完成を目指す、理想の我が家づくりです。

建てて間もない家からリフォームの依頼がくることも

ハンガーの画像

築10年以内でも意外と多いのが収納とエクステリアのリフォーム。

建てて間もない家からリフォームの依頼がくることがあります。建売住宅や分譲マンションなど、既成の間取りに更に手を加えて、もっと暮らしやすい家にしたいという要望です。

またそれ以外で目立つのが、築10年以内に、収納とエクステリアのリフォームをする家です。

収納リフォームでは、棚を増やすような小さなものから、今ある収納を移動させたり、新たに造作家具やクローゼットを作ったりする大がかりな工事まで種々さまざま。エクステリアは、何もないところに庭を作る工事や植栽の移動、抜根などこちらもまたさまざまな要望があります。

 

家は生活してみて初めてわかることもある、例えば収納

読書する男

暮らしてみて初めて、そのスペースは読書には不向きだとわかった。

新しい家には新しい暮らしがあります。じっくり検討したつもりでも、実際に暮らしてみたら勝手が違ったというケースは少なくありません。

特に収納は、生活に密着しているだけに、暮らしへの影響が大きく、やっぱりもっと大きな収納を作ればよかった、こっちは要らなかったなどの要望は尽きません。

途中で棚を足したり引いたり、カゴを買ってみたり。実際に暮らしながら微調整を繰り返すことで、より快適な我が家を目指している人も少なくないでしょう。

図面からではわかりにくいこともあります。以前、一番日当たりのいい窓際にソファーを置き、座ったまますぐ本を手に取れるよう、造作本棚を取り付けた家がありました。ところが実際に暮らしてみたら、冬は暖かく気持ちがいいのですが、春~夏~秋までの3シーズンは座っていられないほど暑い。結局5年で、ソファーの移動と収納のリフォームを行いました。

 

新築時に手が回らない部分もある、例えばエクステリア

ウッドデッキ

エクステリアのリフォームでは芝生をウッドデッキにしたいという要望も多い。

新築時は家を建てることでいっぱいで、手がまわらず、築後少し経ってからリフォームするケースもあります。その代表が庭です。エクステリアリフォームは、10年以内に行うことが多いのが特徴です。

また庭は生き物ですから、10年経ってみたら思ったような形にならなかった、落ち葉の掃除が想像以上に大変だった、こんなに虫が付くと思わなかったというケースも。草むしりが大変なのでウッドデッキにしたいという要望もあります。

 

家は建った時に完成するものと、熟成しながら完成するものがある

ガーデニング

理想の我が家を目指し、暮らしながら家を完成させていくのはとても楽しい。

家は建った時点で完成する部分と、住みながら徐々に完成させていく部分があります。築10年以内でリフォームの要望が多い収納やエクステリアは、住みながら完成させる代表です。

家の寿命は長いものです。20年も経てば暮らし方が変わり、理想の形もまた変わっていることでしょう。

理想の我が家を目指し、熟成させるように家を作り上げていくのは、とても楽しいことです。ここはこうだったらいいな、こうすればもっとよくなる、そんな思いを形にするリフォームを重ねていくことで、我が家がもっと居心地のいい空間になります。
 

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