株式戦略マル秘レポート/横山利香の「儲かる株価チャートの法則」

軟調続くソフトバンク株。今後株価はどうなる?

日経平均株価が昨年末から好調に推移する反面、ソフトバンクの株価が軟調に推移しています。今後株価がどう動くのか、株価チャートで分析してみました。

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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ソフトバンクの動向はどうなる?

日経平均株価が好調に推移する反面、ソフトバンク<9984>の株価が軟調に推移しています。注目を集める銘柄だけに、これから株価がどう動くのだろうと気になっている個人投資家の方も多いかもしれません。

まずは、日経平均株価とソフトバンクの株価チャートを比べてみましょう。上が日経平均株価、下がソフトバンク。時間は同じです。
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日経平均株価チャート。四季報オンラインより


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ソフトバンクチャート。四季報オンラインより


昨年末にかけて日経平均株価が上昇しているのに対して、ソフトバンクの株価は冴えない動きをしていることがわかります。

現状を把握する

ソフトバンクの株価が今後上がるのか、それとも下がるのか、どう動く可能性があるのかを考えてみましょう。

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ソフトバンクチャート。四季報オンラインより


株価チャートに上値抵抗線と下値支持線を引いてみました。株価チャートを見る限り、株価は値下がりしても7000円を割り込んだ辺りで下げ止まっていることがわかります。そして、上値は大雑把に見れば、だいたい8000円前後ということがわかります。

これを総合的に判断すると、ソフトバンクの株価は現在、6800円前後から8500円前後のボックス相場の範囲内にあると考えられます。株価はいずれボックス相場から出るわけですが、株価が8500円前後から上昇すれば上に、6800円前後下落すれば下に抜けることになります。

ここで言えることは、ボックス相場を上にぬけるのか、それとも下にぬけるのかは誰にもわからないということです。このようなボックス相場に株価がある場合、上か下に抜けるのかを確認してから取引してもまったく遅くありません。

ボックス相場内で取引するのであれば、レンジを上下に抜けるタイミング(特に買う場合には下に抜ける時)に注意しながら取引することが重要になります。普段から株価の位置がどこになるのかを確認しておくことが大切になるでしょう。

※投資の判断につきましては、ご自身の責任でお願いします。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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