中等度EDとは「たまに勃起し、性交中は維持できる」、その上の重度EDとは「勃起せず、性交できない」状態をいいます。
データが示すように、40歳代以上の男性にとってEDは今や極めて身近な疾患といえるでしょう。しかし、自分のこととなると話は別。うすうす変調を感じていても、なかなか認めたくないのが“オトコの心理”でもあります。
そこで今回は、ED治療薬で悩みを克服した「先輩」に聞いた、EDを自覚したときの様子や治療に踏み切ったきっかけ、ED治療薬の効果など、EDをめぐる生の声を集めてみました。
高年齢層ほど強い?「現役志向」
年代は違っても、EDを自覚したときに抱えるオトコの悩みは同じ
「EDを自覚したのはどんなとき?」
という問いに対する、年代別の回答を見てみましょう。
【30歳代】
- 重い症状はないけれど、疲れているとき、満足できないようになった。
- 自分がEDになることはないと思っていたので「あれ、おかしいな」という感じ。
- 3年ほど前に性行為を行おうと思ったとき、十分な勃起が持続できなかった。
- 来るべきときが来ただけで、なんとも思わなかった。
- 朝、目覚めたときに勃起しなかった。
- 年齢が原因なのか、ストレスが原因なのか悩んだ。
- 「どうしよう」と思った。
- 男性卒業は早すぎる。
- まだまだ現役でいたい。
この調査に限れば、30~40歳代は「性行為がうまくできない」ために自覚することが多く、50歳代は「勃たない」という事実に冷静に向き合おうとする様子がうかがえます。60歳代では、若い頃の我が身がよみがえるためか、「現役であることに対する強い執着」が感じられます。
男として充実したセックスを持続したい!
「治療しようと思ったきっかけは?」という問いに対しては、- 中折れするようになってきたので
- 持続力が落ちたので
- 年齢を感じて
- 男として情けない
- 男でなくなる気がしたので
- パートナーのために
- 気持ちよくセックスしたいので
これらに共通するのは「パートナーとの満たされたセックスを持続したい」という思いでしょう。背景には男としての誇りも見え隠れします。
治療動機について、主に「情報源」と「安心感」という異なる角度から回答したものには、
- 病院の小冊子で知って
- ネットで知って興味を持った
- 偽物の薬は怖いので
- 病院なら安心だから
EDは精神的な原因で起こる心因性と、何らかの体の原因で起こる器質性に大別されます。このうち、器質性を踏まえたものとして、
- 糖尿病が原因で
- 病気で神経を傷めたので
- 事故で脊髄損傷してEDになったから
「悩んでいたのが馬鹿らしくなった」
問題が解決した後の酒の味は格別? でも飲みすぎには注意!
- 非常にあっさりと問診が終わった。
- ドクターが明るく自然に対応してくれたのがよかった。
- 他の病気と同じような感じ。各薬の特徴や副作用についても詳しく説明された。
- 症状が改善されるという言葉を聞き、少しほっとした気持ちになれた。
- 受付もドクターも当然患者も男性で安心した。
- 先生には非常に親身に相談に乗ってもらった。「同じ悩みを持つ方は多く、普通なことになりつつある」といわれて少し安心した。
それを裏付けるように、
- 簡単な問診だけで薬が処方された。もっと早く受診すればよかったと思う。
- 悩んでいたのが馬鹿らしくなった。
元気と自信の回復に期待できるED治療薬
ED治療の第一選択はジェネリック商品などのED治療薬の服用です。実際に「ED治療薬を使い始めてどうか?」を尋ねた問いに対しては、- 治療前に感じていた、性生活に対する抵抗感や焦りがなくなり、気が楽になった。
- 生活に張りが出てきた。
- いろいろな面で元気が出てきた。
- 効果はてきめん。性生活が円滑に運ぶことで他の日常にも憂いなく取り組める。軽い運動やストレッチも日々の生活に取り入れるようになった。
- 薬を飲めば今まで通りのセックスができる体に戻り、自信がよみがえってきた。
- 処方されてからは自信が持てたし、不安感から解放された。
- ある程度自信が持て、パートナーを喜ばすことができるようになって安心した。
- かすかな希望が湧いてくる。
- 夫婦生活も円満で、通常の生活に戻った。
いずれも「張り」「元気」「自信」などをキーワードとしてED治療薬のもたらす心境の変化を伝えています。
確かな勃起による性生活の充実ばかりでなく、以前のようにセックスできる自信が、生活の張りや生きる希望につながることこそ、ED治療薬の大きな効き目の一つといえるでしょう。
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