築50年以上の一軒家をカフェとうつわのお店に
日昇庵と名づけられた昭和36年築の風情ある民家に、うつわのギャラリーとカフェ「睦月」がオープンします。現在はプレオープン期間中。2015年2月6日から正式にスタートします。
格子戸の先へと続く飛び石をたどり、玄関の引き戸を開けたら、小さな沓脱ぎ石が置かれていますが土足のまま店内へ。一階は古びた美しい家具が並んでいるカフェ、二階はうつわのお店です。
この空間を構成するのは、店主の岩本恵子さんが信頼する益子の仁平古家具店に依頼した、歳月を経て飴色に変化した味わいのある家具と、こまかな細工を施した建具の数々。大きなテーブルは仁平古家具店が睦月のために古材とアイアンで造ったオリジナルです。
階段下には「この空間にひとりのための席を設けたくて、最初に選びました」という、仁平古家具店が手がける益子のもうひとつのショップ、pejite(ペジテ)のソファと小さなテーブル。肘かけや脚が弦楽器を思わせる曲線を描いており、音楽が聞こえてきそうなひと揃いです。
カフェにはどんなメニューが登場するのでしょう。次ページでどうぞ。