話下手なら聞き上手になればいい
楽しく話を聞くことができたら、一歩前進!
でも、話下手なら、聞き上手なればいいのです。むしろその方が好感度は上がります。
人は誰もが、「自分を理解してほしい」「自分を受け止めてほしい」と願っています。つまり、相手をよく理解し、受け止める方が、自分の魅力をアピールしようと自慢話ばかりをするよりも相手の心を惹きつける効果があるのです。
さらに、人は“自分をリスペクトしてくれる相手”のことをリスペクトします。
「自分のことをよく理解してくれる、物分かりの良い人だ」と思うからです。
人は自分と気が合う人とは仲良くなりたくなるものです。だからこそ、相手の話をよく聞き、相手の魅力を理解し、受け止められる人になりましょう。
相づちがあるから、楽しい会話ができる
人は、相手が楽しそうに話を聞くと、話しているのが楽しくなります。だから、相手の話を無反応で聞くのではなく、適度に相づちを打って、「へぇ!」「すごい!」という合いの手を入れることが大切です。ある意味、餅付きのようなものです。相手がぺったんぺったんと餅をついているだけでは、良い餅は完成しません。程よいタイミングの返し手があるから、美味しい餅が完成するのです。つまり、楽しい会話は2人で作っていく必要があるのです。
そのためにも重要なのは、「相手に興味を持って、きちんと聞くこと」です。その気持ちがあれば、人は無意識に相づちや合いの手が出てくるものです。
さらに、会話は言葉だけに限りません。相手の思いをきちんとキャッチする必要があります。相手の目をきちんと見て、話に耳を傾けると、意外と相手の“思い”が見えるものですよ?
自分を良く見せようとする人は、相手が話している時も、「次は自分が何を話すか」ばかりを考えているから、話がズレたりしがちです。さらに、相手が聞きたい話よりも、自分が話したい話を優先にしがちです。それでは相手はつまらないでしょう。
「相手に興味を持つ」「相手の話をよく聞く」「相手の思いを受け止める」「相手の立場に立って、会話をする」ことを意識的にしてみましょう。