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愛される人になりたい……自分の「愛されグセ」に気づいていますか?

愛される人になりたいあなたへ。彼に好きでいてもらうためにあなたがとる態度は、親からどんなふうに愛されてきたかが大きく影響します。無意識に出てしまう自分の「愛されグセ」を知っておきましょう。知っておくことで、少し客観的になれるはずです。

執筆者:藤嶋 ひじり

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愛される人になるために、自分の「愛されグセ」をチェック!

愛される人になるために、自分の「愛されグセ」をチェックしよう

「愛されグセ」は父との関係はもちろん、母親との関係にも影響しています

恋愛には、親からどんなふうに愛されてきたかが、強く影響します。正確にいうと、「親がどんなあなたを愛したか」かもしれません。

例えば、親が「努力」や「がんばり」を褒めてくれる人だったとしたら、「自分のがんばり」を好きな男性に認めてもらおうとするでしょう。なぜなら、「そうすれば愛される」という体験を繰り返してきたからです。気づかないうちに習慣化してしまい、誰かと新たに人間関係を築こうとする度に、自然とそうしてしまうものです。「がんばらなければ愛されない」という強迫観念さえ抱いてしまう可能性もあります。

それは言ってみれば、「愛されグセ」です。

こうすれば愛される。こうしなければ愛されない。「条件付きの愛」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、後者はそれにあたります。前者は「人間関係円滑のためのコツ」や「渡世術」というレベルのものかもしれません。

もしも、親からありのままの「無条件の愛」をもらっていたとしても、培ってきた愛されるためのクセや習慣は誰にでもあると考えられます。愛を感じられないクールな両親だったとしたら、「認められる方法」「褒めてもらう方法」という捉え方でもいいと思います。

どんなパターンがあるか見ていきましょう。
   

がんばる・努力する

成績優秀で真面目な、長女タイプに多いでしょう。親も厳格で真面目であることが考えられます。努力は報われると信じていますし、実際にがんばりやさんです。ただ、愛情に限っては「努力すれば報われる」とは限りません。「こんなにがんばっているのに」と、相手からの愛情を求めてしまったことはありませんか?
 

話を合わせる・好みを合わせる

「わかるぅ~」が口グセかもしれません。恋をしたら彼の好みをリサーチ。彼色に染まることに抵抗が無いのは、親やオトナのいうことを聞くことで、人生がうまくいってきたからかもしれません。もしくは、両親のどちらかが横暴で、合わせなければならないと思ってきた可能性もあります。
 

言うことを聞く・尽くす

平和主義、争いが嫌い。人に喜ばれることが好きなタイプ。承認欲求が強めです。親のどちらかが厳格、もしくは、両親が不仲かDV傾向にあり、「相手の言う通りにしなければならない」と感じて育ってきたのかもしれません。もしくは、「いい子」にしていなければならないと感じ、両親の不仲さえ自分のせいだと感じる優しい人かもしれません。
 

邪魔にならない・自分の意見は言わない

女子グループで旅をすると、立ち位置や処世術みたいなものが如実に表れることもありますよね

女子グループで旅をすると、立ち位置や処世術みたいなものが如実に表れることもありますよね

次女、三女、末っ子など、取り仕切らなくてもいい立ち位置で育ってきた人に多いかもしれません。また、家族のなかに仕切る人がいて、自分の意見を取り入れてもらえず、むしろ、反対意見をいうと叱られていたのかもしれません。班長、委員長など責任ある仕事は苦手。本当は「自分」を持っていたとしても、人に伝えてはいけないと思っています。
 

褒めてあげる・ご機嫌を取る

人の長所を見つけるのが得意。もしくは、どんなことを言えば、相手が喜ぶかを見抜く洞察力があります。親は気分屋か怒りっぽい可能性も。良い意味では、ムードメーカーで、場を盛り上げる能力も持ち合わせているかも。その能力は女性の多い職場では役立つでしょう。でも、恋愛に於いては、あまり相手を持ち上げ過ぎると二人の関係性のバランスが崩れやすいかもしれません。
 

ありのままで愛される・すぐに甘える

これが一番、素晴らしいことだと思います。平穏で優しい夫婦の元で、親から「無償の愛」をしっかりもらってきたのでしょう。ただ、問題となることがあるとしたら、「何も努力しなくても愛される」と思い込んでいる場合。家族がありのままを愛してくれたのは「家族だから」。育ってきた環境や、常識が違うのですから、どんな恋愛であろうと、友達関係であろうと、「違い」を受け入れ、歩み寄る努力は、大なり小なり必要です。


思い当たるパターンはありましたか? あなたの愛されグセが、意中の彼にとって必ずウケるとは限りません。そして、実際に、そうやって生きてきたからといって、その「愛されグセ」のパターンが「あなたらしい」とは限りません。たまたま、親子で性格や好みが似ていれば、そこに大きなギャップは無いかもしれません。しかし多くの人は、愛されるためのペルソナ(仮面)を被っているはずです。いずれにしても、一度、自分にどんな癖があるのか知ってみると、客観的に自分の恋を分析できるでしょう。

気が強くても、自分の意見を持っていても、自分好みのファッションでも、そんなあなたを好きになってくれる人は、いるはずです。機嫌を取らなくても、褒め続けなくても、自分で自分を律して前向きに頑張れる男もいるはずです。自然体で恋ができるように、「愛されグセ」を友達にチェックしてもらうのも一つの方法かもしれませんね。


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