環太平洋経済連携協定(TPP)でメリットを受ける銘柄
安倍首相が今年のGW(ゴールデンウィーク)中に訪米する方向とマスコミで報じられています。そこでオバマ大統領、環太平洋経済連携協定(TPP)で大筋合意する可能性が高まってきています。TPPに大筋合意すれば、数多くのTPP関連銘柄が賑わうことになります。TPP大筋合意でメリットを受けるのは、米国で輸入関税の高い製品の輸出関連銘柄と、日本で輸入関税の高い輸入関連銘柄です。今回は、福の神特選TPP関連銘柄として、第一弾は現在米国で25%もの高関税が課されているトラック関連銘柄をご紹介致します。
日野自動車<7205>(東証1部)
日野自動車<7205>は東京都日野市に本社がある普通トラックの大手企業です。40年連続国内での販売は首位です。トヨタ自動車の傘下で、トヨタ向け受託車、部品製造も行っています。海外売上高比率は約32%(2014年3月期)です。■株式データ
株価 1730円
単元株数 100株
予想PER(連)15.2倍
実績PBR(連) 2.70倍
予想配当利回り 2.19%
時価総額 約9584億円
いすゞ自動車<7202>(東証1部)
いすゞ自動車<7202>は東京都品川区南大井に本社があるトラック製造販売大手企業です。海外での販売に強みを持ち、海外売上高比率は約64%(2014年3月期)と、日野自動車の2倍以上の比率があります。■株式データ
株価 1534円
単元株数 100株
予想PER(連)13.0倍
実績PBR(連) 1.97倍
予想配当利回り 1.82%
時価総額 約1兆2,709億円
プレス工業<7246>(東証1部)
プレス工業<7246>は川崎市川崎区塩浜に本社があるトラック用フレーム、アクスル生産で国内シェアトップ企業です。建設機械用キャビンの製造や、マツダの商用車の受託生産も行っています。いすゞ自動車が筆頭株主で、大口顧客でもあります。海外売上高比率は約36%(2014年3月期)です。■株式データ
株価 397円
単元株数 1000株
予想PER(連) 8.3倍
実績PBR(連) 0.72倍
予想配当利回り 2.51%
時価総額 約452億円
*株式データは、2015年1月20日終値データ
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