卵アレルギーの子どもにフルーツいっぱいのサンドイッチケーキ
フルーツいっぱいのサンドイッチケーキ
ケーキが何段も重なったデコレーションケーキは、子どもの目にもとっても魅力的に映りますよね。しかし一般的なスポンジケーキは卵の力でケーキを膨らませているため、卵アレルギーの子どもはスポンジケーキが食べられません。そこで今回は卵不使用の食パンやホットケーキを使って背の高いデコレーションケーキを作ってみました。手づかみで食べられるケーキは離乳食にもピッタリなので、ぜひ普段の食事にも作ってあげてくださいね。
食パンに赤ちゃん用ヨーグルトを塗ります。
作り方は、先ずサンドイッチ用の薄い食パンをクッキー型で抜きます。そして食パンの間に赤ちゃん用ヨーグルトを塗り、パンを数枚重ねていきます。パンの枚数は子どもの食欲に合わせて調節してくださいね。ヨーロッパでは離乳食によくカッテージチーズを使うので、今回も仕上げにカッテージチーズをトッピングしました。
赤ちゃん用ウェハースにメッセージを書きましょう。
さらにケーキの周りにクッキー型で抜いた一口サイズのフルーツを盛り付けるとより可愛いくなるでしょう。また、赤ちゃん用ウェハースに名前やメッセージを書くと誕生日の良い記念になりますよ。ただし文字を書く時はチョコレートは使わずに、漉し餡や煮豆のペーストを使うようにしてくださいね。
小麦アレルギーの子どもにドイツのジャガイモケーキ
ドイツの家庭料理・カルトフェルトルテ
小麦のアレルギーがあるとケーキはもちろんパンも食べられません。最近は米粉を使ったケーキやパンもありますが、今回は野菜を使ってもっと簡単に作れるドイツの伝統のケーキを紹介します。
Kartoffeltorte(カルトフェルトルテ)。これはドイツに古くから伝わるジャガイモのケーキで、ドイツではお母さんが作る家庭料理として有名です。でもジャガイモがお菓子になるなんて想像できませんよね? しかしメレンゲの力でしっかりと膨らんだケーキは、小麦粉を使っていないのにまるで本物のケーキの様なフワフワ食感になるのですよ。ぜひお子さんに異国の食文化を体験させてあげましょう。
マッシュポテトに卵黄、卵白、砂糖を加えるだけ。
作り方は、先ず湯がいて滑らかになるまで潰したたジャガイモ 350gに卵黄 2個、砂糖 50g、塩 一つまみを加えます。次に卵白 2個に砂糖 50gを加えて泡立てメレンゲを作ります。ジャガイモにメレンゲを加え、180℃に熱したオーブンで30分焼けばでき上がり。
粉砂糖でデコレーションします。
粗熱が取れたら、ケーキの上に数字の1を切り抜いた紙を置き、粉砂糖を振り掛けてデコレーションします。甘くて柔らかいケーキなのでスプーンですくって食べるとよいでしょう。
牛乳アレルギーの子どもに甘酸っぱい蒸しケーキ
甘酸っぱいフルーツ蒸しケーキ
牛乳アレルギーの場合は牛乳の代わりに豆乳を代用してケーキを作ったり、豆乳でできたホイップクリームを使う事もできますが、今回は子どもに人気のリンゴジュースを使って蒸しケーキを作ってみました。さらに表面にはレモンアイシングを塗り、甘酸っぱくて爽やかな蒸しケーキに仕上げています。蒸しケーキは見た目が素朴なので、少し派手なピックやキャンドルを差して華やかさをプラスしてあげましょう。
レモンアイシングクリーム
作り方は、蒸しパン(又はホットケーキ)ミックス 100g、卵 1個、リンゴジュース 50cc、砂糖 大さじ2、油 大さじ2を良く混ぜ合わせ、電子レンジで加熱します。カップの大きさにもよりますが10個前後の蒸しケーキが作れます。ケーキの粗熱が取れたらレモンアイシングを塗ります。レモンアイシングはレモン汁 1対粉砂糖 4をよく練り合わせて作ります。
紙コップと紙皿を重ねた即席ケーキスタンド
素朴なケーキを華やかに見せるテクニックは、ケーキを背の高い台に盛り付けることです。そこでお勧めなのが紙皿と逆さまにした紙コップを交互に重ねただけの手軽な即席ケーキスタンド。高さは2段ぐらいがちょうど良いでしょう。ケーキスタンドが崩れてこないように、紙皿と紙コップは粘着テープでしっかりと留めてくださいね。
注)アレルギーの度合いはお子さんによっても個人差がありますので、ケーキを作る際には必ず原料をご確認の上、必ず保護者の元でお子さんに食べさせてあげてください。
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