家事を回しやすくするアイディアに満ちた新商品、気になりますよね。
それらの多くは、いわゆる人気の「時短」に有効だったり、家事の「手間」を著しく減らし楽だったりという、人うけの良いメリットを備えたグッズだったりします。
しかし、そういった「新しい便利さ」を謳う用品や道具には、ほぼ間違いなく「新しい注意点」も付随してくるものなのですが、このことはあまり喧伝されませんし、使い手の多くの方にはなかなか意識されにくいものなのではないかと思います。
そこで今回より、とりわけ最近ガイドの耳に入る回数の多かったトラブル事例から、「便利グッズとその周辺での注意ポイント」についてご紹介したいと思います。
思い当たる節のある方、初めて知ったという方、みなさんの参考になればと思います。
おしりを拭くときとは紙の量が違います!
~「流せるタイプのトイレ掃除シート」や、「トイレットペーパーを使って掃除できる洗剤」で、便器が詰まる?~
トイレットペーパーだからといって、油断してはいけません。
と、近年とみに考え込む人が少なくないようで、よく訊かれるのです。みんなどうしているんですか? って。
たしかに、昨今の住宅事情を鑑みれば、この疑問、無理もないのです。
昔ながらの、汚れ水を流せる外水道や、一部のマンションにあるバルコニーのスロップシンクのような場所があれば良いのでしょう。でもトイレ用雑巾を、まさかキッチンシンクで濯ぐわけに行きませんし、洗面所で洗うのも、お風呂場で洗うのも抵抗があって当然だろうと思います。
掃除にバケツを使うにしても、トイレ雑巾を濯いだ後の汚い水を、どこに流せばいいの? 等々。そういったお悩みに、「拭き掃除して汚れたら便器にポイ」できる掃除のシステムはジャストフィットし、シートやトイレットペーパーを使ったやり方は、今やトイレ掃除の主流になりつつあるといって過言ではありません。
ただ、この便利な「便器にポイ」の際には、十分に注意して欲しいことがあるのです。
→「便器にポイ」をする前に