川越市立博物館

川越市立博物館。白壁と日本瓦がクリーンでスッキリした印象を与える。

川越市立博物館。白壁と日本瓦がクリーンでスッキリした印象を与える。


川越市立博物館は、平成2年(1990年)川越城二の丸跡地に建築されました。広々とした敷地にクリーンな白壁の外観はスッキリした印象を与えます。

特別展示室では、年数回企画展が行われています。昨年は、柳澤吉保没後300年を記念した特別展「柳澤吉保とその時代-柳沢文庫伝来の品々を中心に-」や「暮らしと収納-今と比べる昔の収納具-」と題して収納道具や収納の技などを展示した「収蔵品展」などが開催されました。毎回、ユニークでアイディアに富んだ企画には、知的好奇心を刺激されます。

常設展示室では、「川越のあけぼの(原始・古代)」、「武士の活躍と川越(中世)」、「小江戸川越(近世)」、そして「近代都市川越の発展(近・現代)」の4つのコーナーをたどっていくことで、川越の歴史の大きな流れが把握できる仕掛けになっています。展示にも工夫がほどこされており、飽きずに川越の歴史が学べます。

新河岸川の舟運とともに発展した川越

新河岸川の舟運とともに発展した川越


「小江戸川越」コーナーには、近世の川越の街並みを俯瞰できる模型があり、より具体的な川越の様子を感じることができる仕掛けとなっています。

近世・蔵造りの街並みを再現

近世・蔵造りの街並みを再現


他に「川越の職人とまつり」コーナーなど、伝統産業を支える職人の技術伝承や川越まつりなどの祭礼行事に関する展示が並んだコーナーがあり、川越の民俗文化が親しみを持って感じられます。

川越の芋せんべいを焼く道具

川越の芋せんべいを焼く道具



特別展示室・常設展示室のほかにも、体験学習室や視聴覚ホールなどがあり、以前ご紹介した機織り体験など、各種講座や講演会も頻繁に開催されていて、川越文化の集積地としての役割も担っている場所です。大人から子供まで、リラックスして先人の歩んできた道を辿れる面白い施設ですよ。

川越城本丸御殿や川越市蔵造り資料館との共通入館券の他、川越まつり会館や隣接する川越市立美術館も含めた5館共通入館券もあり、お得です。

■川越市立博物館
住所:埼玉県川越市郭町2丁目13-1
入館料:一般200円、大学生・高校生100円
営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(休日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月5日)、館内整理日(毎月第4金曜日、ただし休日は除く)
アクセス:西武新宿線本川越駅または東武東上線・JR川越線川越駅より
東武バス「蔵の町経由」乗車札の辻バス停下車、徒歩10分
東武バス「小江戸名所めぐり」乗車博物館前バス停下車、徒歩0分
またはイーグルバス「小江戸巡回バス」乗車博物館・美術館前バス停下車、徒歩0分
ホームページ:川越市立博物館

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