散財ルール3 「散財といえど念入りな価格調査や機能調査をする」
散財といえば、ぱぱっと使うイメージがありますが、散財だから価格調査しなくてもいい、というわけではありません。仮に10万円の買い物をするとき、価格.comで軽く検索をしたら9万5000円の最安値があったとしたらどうでしょうか。同じモノを買うなら安い方がいいに決まっています。期間限定でポイントが10倍になるショップならその時期を選ぶべきです。散財がムダに終わるパターンとしては、機能や自分のニーズを把握していないことが原因ということもあります。買ってきっちり満足するためには散財こそ機能調査です。ネットのレビューなどは参考になるところが多い(ただし悪口は読まなくてもいい)ですし、店員との会話から気づきが得られることもよくあります。
より割安で買えれば満足度も高まりますし、より高機能のものを選べればこれも満足度が高まります。大きな金額の散財こそ、しっかり下調べをすることが大切です。
散財ルール4 「一度散財をしたら、もう後悔はしない」
最後のルールは、「後悔」についてです。散財をしたあと後悔する人がいます。「やっぱり使わなければ」「あの後価格が下がった」といつまでも振り返っています。これはマネーハック的にもうまくない発想法です。一度散財をしたら、そのお金で満足を得たのだから、後悔なんかする必要はないのです。だってモノの値段が下がるのは当たり前なのですから。
一度散財をしたものについては、むしろ価格の下落状況ではなく「使い込み」の部分に集中するべきです。気に入った服ならすり切れるまで着ることができればどんな高いものも値下がりしたものもムダではありません。
散財に後悔は無用と考えてみてください。
散財をするときは楽しく、賢く、気持ちよく!
最後の散財ルールでも指摘しましたが、散財をするのであれば楽しくお金を使いたいものです。気持ちよく買い物を終わらせ、その後も満足するためには賢い買い物が欠かせません。楽しく、賢く、気持ちよくが散財のキーワード。年末年始は何かと散財の機会が多いものです。ぜひ、満足できる散財をしてみてください。