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オリックスが19年ぶりのリーグ制覇へ本気の大補強

今オフ、日本プロ野球で最も元気がいいチームは、オリックス・バッファローズ。主力選手のFA流出阻止に加えて、大型補強も行い、19年ぶりのリーグ制覇へ向けて動いている。

瀬戸口 仁

執筆者:瀬戸口 仁

野球・メジャーリーグガイド

主力選手のFA流失を阻止、そして大型補強も

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今オフ、日本プロ野球で最も元気がいいチームは、オリックス・バッファローズだろう。2014年シーズンは日本一となったソフトバンクとゲーム差なしの2位と大健闘。18年ぶりのリーグ制覇はならなかったものの、負けて強しの印象を残した。

その勢いが、オフの選手の引き留め策や補強に表れている。最多勝(16勝5敗)と最優秀防御率(1.98)の2冠に輝き、沢村賞に選ばれ、2014年のパ・リーグ最優秀選手に輝いたエースの金子千尋投手(31)の去就に注目が集まり、国内フリーエージェント(FA)宣言から他球団への移籍の可能性もあるが、それを差し引いたとしても、目を見張る動きを見せた。

まず、パ新の40セーブをマークした守護神・平野佳寿投手(30)と1億1000万円アップの年俸3億円、3年総額9億円の契約を結び、32ホールドの中継ぎ・馬原孝浩投手(33)と5000万円アップの1年1億3500万円で契約。ともにFA流失を阻止した。FA権は持っていなかったものの、メジャー挑戦に強い意向を持ち、今年は打撃主要3部門で自己最高(.331で初の首位打者、19本塁打、81打点)を残した糸井嘉男外野手(33)とは、1億円アップの年俸3億5000万円プラス出来高で契約を更新した。

>>加えて今季は大型補強にも乗り出している
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