桜新町に「パティスリー ビガロー」がオープン!
2014年5月18日、桜新町のサザエさん通り沿いに「パティスリー ビガロー」がオープンしました。オーナーシェフの石井亮氏は、国内の菓子店に務めた後、ルクセンブルクの有名店「オーバーワイス」や、フランスのパティスリー、レストランで約3年間修業し、帰国後、2003年から11年に渡って、田園調布の老舗「レピドール」のシェフパティシエを務めました。その間、ジャパンケーキショーのプティガトー部門、グランガトー部門、米粉の洋菓子部門といった味覚を競うコンテストの場で、部門優勝をはじめ、多数の受賞を果たしています。
「パティスリー ビガロー」のお菓子を見ると、「クラシックなフランス菓子と、石井シェフが学んできた名店の味を引き継ぐ要素が融合している」ことが感じられます。
フランスの伝統的なお菓子「オペラ」や、つややかなフォンダンがけの「エクレール・モカ」と「エクレール・ショコラ」、フルーツのタルトなどが並ぶショーケース。その上には、アーモンドクリーム入りの素朴な焼きっぱなしの菓子「ピティヴィエ」なども置かれていて、いかにもパリにありそうな渋い雰囲気です。
一方で、石井シェフがこれまで修業してきた菓子店で学んできたロールケーキやプリン、スフレチーズケーキなど、日本人が大好きな、ほっとする装いのお菓子もあります。
店内のイートイン席は、フランスのカフェで使われていたというアンティークの椅子を配し、赤と白のカラーリングがとてもおしゃれ。壁の白いタイルはフランスのメトロの駅で使われているもの、床のデザインタイルもフランス製というこだわりで、モノトーンの幾何学模様が目を引きます。大人がくつろいで時間を過ごしたい空間です。
それでは、次のページから、「パティスリー ビガロー」のお薦めケーキを詳しくご紹介します。