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冬本番!愛犬の乾燥を食でケアするには?

気温がぐんと下がり、乾燥しやすい季節になりました。気候や暖房器具の影響で、わんちゃんの皮膚や被毛の乾燥が気になった時、体の内側からはどのようにケアすればいいのでしょうか?身近な食材を用いてお伝えします。

いちかわ あやこ

執筆者:いちかわ あやこ

犬ガイド

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空気の乾燥が進むにつれて、愛犬の乾燥が気になることも

水分補給

適度な水分補給は排泄を促したり、栄養素を体の隅々まで運ぶだけではなく、皮膚の保湿にも欠かせません。

■水分摂取量の目安はこちらをご参照ください。


質のいい油を与える

油分も同じく、保湿に有効です。油はなにかと悪者にされることが多くありますが、"ノンオイル=健康"とは限りません。脳やホルモンの材料になる等、生きていく上で油は欠かせない栄養素のひとつ。

普段の食事からは摂取しにくいオメガ3脂肪酸を含む亜麻仁油、えごま油、魚油などを少量トッピングしてあげると良いでしょう。ただし、オメガ3脂肪酸を含む油は加熱調理に向きません。加熱調理の場合は、加熱によって劣化しにくいオリーブオイルがおすすめです。


たんぱく質を与える

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動物性たんぱく質の方が、犬の体には吸収されやすいです

皮膚や被毛、そしてありとあらゆる臓器に欠かせない栄養素がたんぱく質です。

良質のたんぱく質を摂ることは、わんちゃんの健康に欠かせません。大豆製品を始めとする植物性たんぱく質でも良いのですが、わんちゃんにとって消化吸収しやすい動物性たんぱく質(肉、魚、卵)を中心に与えるようにするといいでしょう。


潤いを与える作用がある食材

東洋医学では「体に潤いを与える」とされている食材があります。その中でわんちゃんに与えてもいい食材を、ごはんやおやつに取り入れる方法もあります。
  • かぶ(食べやすい大きさに切る)
  • やまいも(口周りがかゆくなりやすい子は加熱する)
  • れんこん(すりおろす、もしくは細かく刻む)
  • 黒きくらげ(加熱して細かく刻む)
  • はとむぎ(柔らかく炊く)
  • ヨーグルト(無糖のものを使う)
  • 大豆(柔らかく加熱する。納豆の場合は味付け無しで使う)
  • 柿(皮、種、ヘタは取り除く)
  • しめじ(石突きを取り、加熱して細かく刻む)

これらの内側からのケアに加えて、加湿器をつける、暖房の風に直接当たらないようパーテーションを置くなどの方法も併用しながら、乾燥に負けない潤った冬を過ごしましょう。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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