マウイ島観光のハイライト、ハレアカラ

雲海をオレンジ色に染めるハレアカラのサンライズ

雲海をオレンジ色に染めるハレアカラのサンライズ

ハワイ語で「太陽の家」という意味の名前を持つハレアカラ火山は、その名の通り、オレンジ色の雲海から朝日が昇るハワイ随一のサンライズスポット。標高3055メートルの山頂まで車で行くことができるアクセスの良さも魅力です。

マウイ島を創り出したハレアカラのパワー

ハレアカラ国立公園ゲートの看板。太陽を操る半神半人マウイが描かれている

ハレアカラ国立公園ゲートの看板。太陽を操る半神半人マウイが描かれている

アメリカの国立公園の1つであるハレアカラ火山は、標高3055メートル、噴火口の直径が約11キロメートル、深さ約800メートルというクレーターを持つ世界最大の休火山です。数十万年前のハレアカラ火山噴火によって2つの島が繋がり、陸続きとなって誕生したマウイ島。マウイ島の名前の由来となった半神半人マウイが、昼間の時間が短く困っていた人々のために、ロープで太陽を捕まえて動きを遅くしたという神話の舞台でもあります。

電磁波を放つマグネティックピーク

電磁波を放つマグネティックピーク

古代ハワイアンは、ハレアカラを強いパワーを持つ聖域と崇め、ヘイアウ(神殿)を建てて神聖な儀式を行っていたそう。ハレアカラ山頂手前には、鉄分を多く含む火山岩で形成された「マグネティックピーク」と呼ばれる山があり、コンパスを狂わせるほどの電磁波を放っているとか。立ち入ることはできませんが、こちらも巨大なパワースポットだと言われています。

ハレアカラ国立公園への行き方・注意点

山頂へ続くハレアカラハイウェイ(378号線)。雲の上をドライブしているよう

山頂へ続くハレアカラハイウェイ(378号線)。雲の上をドライブしているよう

山頂「レッドヒル」まで舗装道路が整備されており、レンタカーで登ることができるハレアカラ。カアナパリリゾートから車で約3時間30分、ワイレアリゾートから約3時間。カフルイ空港からは約2時間30分でアクセスでき、ホノルル(オアフ島)からの日帰り旅行も可能です。※車でのアクセス、所要時間はハレアカラ国立公園ウェブサイト参照。所要時間は、余裕を持った設定になっています。

レッドヒルと呼ばれる山頂周辺。名前の通り赤土の大地が広がっている

レッドヒルと呼ばれる山頂周辺。名前の通り赤土の大地が広がっている

ルートは、カフルイから37号線~377号線~378号線で。378号線手前のクラロッジ&レストランから先には、店やガソリンスタンドはありません。ガソリンはカフルイなどの町で満タンに。また、378号線に入るとカーブが多いので運転は慎重に。公園入り口の料金所では、車1台につき25ドルの入場料をクレジットカードで支払います(3日間有効 2020年1月から30ドルに値上がり予定)。

料金所近くには公園管理事務所であるパーク・ヘッドクウォーターズ・ビジターセンター(8時~15時45分 Googleマップ)、山頂手前にハレアカラ・ビジターセンター(日の出~12時 Googleマップ)があり、飲料水のサービス、お土産の販売、トレイルマップや天体マップなどを配布しています。トイレは24時間利用可能。ビジターセンターで休憩しながら、気圧の変化に体を慣らしていきましょう。

ビジターセンターでは、食べ物を販売していません。ミネラルウォーター等飲み物とともに事前に用意を。また、山頂付近は真夏でも10度以下という真冬の気温のため、ダウンやフリースなど防寒着を忘れずに。ウェブサイトにも安全のための注意事項・持ち物が記載されています。

サンライズ時の入園は要予約!

夜明けが近づくと、空が幻想的に色づくundefined

夜明けが近づくと、空が幻想的に色づく 

サンライズ観賞時の山頂の混雑を解消するため、2017年2月1日より午前3時から7時の入園は予約制となりました。個人で入園する場合は、ウェブサイトでの事前予約が必要で、予約料金は車1台につき1.50ドル。入園予定日の60日前から予約可能です。

サンライズ観賞は往路が、サンセット観賞は復路が夜間の運転となるため、初めて訪れる人はオプショナルツアーに参加することをおすすめします。ツアーでは、天候によってベストな観賞スポットを案内してくれたり、防寒着や双眼鏡の無料レンタルも行っています。

<おもなツアー会社>

雲海からわきあがる神秘な朝日に包まれて

ハレアカラ山頂から望む日の出

ハレアカラ山頂から望む日の出

ハレアカラでは、サンライズ観賞、サンセット観賞、星空観測、クレーター内のトレッキングや乗馬などのアクティビティが楽しめますが、ハレアカラが一番美しく、地球のパワーを感じることができるサンライズは、目に焼き付けたい絶景。

サンライズを体験するには、ホテルを午前2~3時に出発して車で山頂へ。満天の星空を仰ぎながら日の出の時を待ちましょう(日の出時間はウェブサイト参照) やがて空が白み始め、オレンジ色のグラデーションに色づくと、雲海の間から太陽が昇ります。それは、地球の下からわきあがってくるような力強いサンライズ。山頂は、寒さも忘れてしまうほど荘厳で神々しい雰囲気に包まれます。

地上3055メートルに広がる赤土の大地

月世界に来たかのような絶景クレーター

月世界に来たかのような絶景クレーター

太陽が昇った後に見えてくるのは、巨大なクレーターです。いくつもの噴石丘が盛り上がり、砂の波紋が残る赤土の大地は、月面を彷彿させるスケール。映画『2001年宇宙の旅』のロケ地としても有名で、NASAの月面着陸訓練も行われました。

乗馬ツアーも行われる山頂付近

乗馬ツアーも行われる山頂付近

山頂にはハレアカラ天文観測所があり、2019年には、国立ソーラー観測所内に世界最大の太陽望遠鏡「ダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡」が完成予定です。この望遠鏡で、太陽の表面を詳細に観測できるようになるそう。

ハワイ語で「アヒナヒナ」という名のシルバーソード(銀剣草)

ハワイ語で「アヒナヒナ」という名のシルバーソード(銀剣草)

また、山頂付近では、ハレアカラとハワイ島マウナケア、そして、ヒマラヤにしか生息しないという「シルバーソード(銀剣草)」を目にすることができます。20~30年に一度だけ小さな紫色の花を咲かせて枯れていくという大変珍しい高山植物なので、ぜひチェックしてみてください。


<DATA>
Haleakala National Park(ハレアカラ国立公園)
住所:マカワオ・タウンの南 カフルイから37号線~ハイウェイ377号線~378号線へ(Googleマップ
TEL:Park Headquaters Visitor Center (公園管理事務所) 808-572-9306 ※8:00~15:45
入場料:国立公園への入場料が必要 車1台25ドル(3日間有効 2020年1月から30ドルに値上がり予定)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。