部屋探し・家賃/賃貸の間取り選びのポイント

間取り図からここまで分かる!ワンルーム編(3ページ目)

間取り図を見ていると自分の生活がイメージできて楽しいもの。でも、間取り図をもっと読み取る力を付ければ、さらに有効な部屋探しができます。細かな部分までよくチェックすると、希望に合った物件をぐっと絞り込めます。

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド


間取り図を読み取る力をアップするには・・・?


例えば、同じ6帖ワンルームでも20平米の部屋と15平米の部屋があります。専有面積が5平米も違うのに、同じ6帖なのは一体どこにカラクリがあるのでしょうか?前のページの(5)の部屋の広さでもお話したように、タタミサイズによる違いもありますが、それ以外に居室として使える部分以外のスペースに目を向けてみてください。

専有面積が狭い部屋は、居室部分が広くても収納がまったくなかったり、3点ユニットだったり、キッチンも小さかったり、などコンパクトな造りになっています。収納がまったくなければ、結局収納家具を置かなければならず、本当に使えるスペースは6帖もありません。
逆に、専有面積が広い部屋だと、玄関回りにもシューズクローゼットがあったり、部屋にもクローゼットや押し入れがあり、バス・トイレ別など水回りにもゆとりがあるため、居室部分を広々と有効に活用することができるのです。

物をあまりもっていないなら、専有面積が狭くても構いませんが、洋服や書籍など物をたくさん持っている場合には、収納の有無は暮らしの快適さを左右する大きな決め手ポイントになります。

間取り図からは様々な情報が得られますが、これだけでは分からないことも多いので、必ず現地チェックをするようにしてください。

【間取り図の読み方】
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