洗濯用ハンガーの選び方
洗濯に便利なのは水分を吸わないプラスチック製。長袖の服が乾きやすいようアーム部分が長く伸びたり、型崩れを防ぐために厚みのあるもの、化繊など滑りやすい素材のために滑り止めを施したものなどがあります。アイテムに特化したものもあり、いずれも乾きにくさと型崩れしやすさが解消されて一石二鳥。日ごろイマイチ満足できていないアイテムがあれば専用ハンガーを使ってみる価値はあります。たとえば、室内干しが多く乾きや臭いが不満ならトレーナー用やパンツ用が便利だし、毎日の出勤が形態安定加工シャツという人なら、余分なシワを防いで襟もきれいに干し上げられる形態安定加工シャツ用ハンガーが活躍。自宅クリーニング派にはセーター用や帽子用。上靴にも便利なスニーカー用もありますヨ。
ガイドおすすめグッズ
レック トレーナー用ロングハンガー 398円(税込)/下がアームを伸ばした様子
アームが大人の腕並みの長さまで伸び、厚みもあるため、乾きにくい脇の内側に風の通り道ができて早く乾きます。また、型崩れ効果も◎。袖の重みで襟周りが伸びたり肩にハンガーの後が残りません。Yシャツ類は、生地をのばした状態で干せるためシワなく仕上がるし、半そでTシャツやポロシャツも、首回りや肩の型崩れ・シワが少なくきれいに仕上がります(ガイド宅では首回りが伸びかけたTシャツをこれで"再生"します)。また、アーム部分が伸縮できるので収納しやすくなっています。
PPジーンズハンガー 2本1344円(税込)
厚みがあって乾きにくいパンツ類を、胴回りを開いた状態で干せるので内側にも風の通り道を作れて乾きやすくなります。針金ハンガーで輪を作ってみたり小さめのピンチハンガーで干す方法もありますが、特にGパンは重みでハンガーが曲がったり壊れたり。その点、これはとても丈夫な造りなので結構風の強い日にGパン(濡れると500g以上になります)を干しても落ちることがありません。また、ピンチ部分が少し動くのでサイズを問わず、普通のパンツやスカートも干すことができます。
※画像は厚手のパンツを干したときのもの
いろいろ物干しネット~心配無用!セーターの型崩れ~(約690×715mm) 1280円(税込参考価格)
型崩れしやすいニット類は、平らにして干すのが王道ですが、その場所を作るのにもひと苦労。お風呂のフタに広げる方法もありますが、裏側が乾きにくい等の欠点も。その点こちらはセーターを広げた状態で吊るし干しできるので、まんべんなく風を当てられ早く乾きます。2段になっていて一度に2枚干せるので省スペースなのも長所。セーターだけでなく型崩れしやすい衣類やぬいぐるみなど干しにくいものが何でも干せて便利です。