その3:コミュニケーション編
相手を楽しませる会話を心がけて!
会話こそ、相手を楽しませて、喜ばせることが大切です。
では、そんな会話をするためにはどうしたらいいでしょうか?
まず、大切なのは「相手に興味を持つ」ことです。
相手を見ないで、自分のことばかりを一方的に話してしまっては、相手は楽しくも何ともありません。
例えば、
・相手が好きなこと(趣味や飼っているペットのことなど)を聞くと、相手は話していて楽しくなってきます。
・相手の子供の頃の話や家族のことを聞くと、相手が素になって話してくれることもあります。
・相手の言葉にリアクションをして、興味を持って耳を傾けると、相手は嬉しくなって、もっと親密な話をしてくれることもあります。
・相手の素敵なところがあったら、恥ずかしがらずに褒めましょう。相手は自分に自信を持つことができるので、嬉しくなります。
意外と相手に質問をしない人は少なくありません。それでは相手は「自分に興味ないのでは?」と思ってしまいます。
根掘り葉掘り聞く必要はありませんが、相手の人柄を知るためにも、色々なことを聞いてみましょう。
相手目線で話すことが重要!
逆に自分が話すときは、相手の目線になって、相手が興味ありそうな内容を選ぶようにすれば、相手は興味を持って聞いてくれます。実は、初デートでは自分をより魅力的に見せようと、自慢話ばかりをしてしまう人が少なくありません。もし自己PRをしたいときは、相手の目線に立って、「相手にも役立つ内容に変換する」と相手にとって有益な話になります。
例えば、料理上手をアピールしたければ、相手にも役立つ簡単レシピを教えてあげるのもいいでしょう。男性の場合、仕事が出来ることをアピールしたいときは、上手に上司に「YES」と言わせるコツなどがあると、相手にとっても参考になります。つまり、相手が「へぇ!」と思うようなことを話に入れることを心がけるのです。
さらに、私の周りの女性たちからよく聞く話と言えば、年齢が高くなると、「素敵な家や車を持っていることを自慢する男性」が意外と多いということ。
それでなびく女性もいるでしょうが、きちんと相手の人柄を見たいという女性にとっては、「デート後、『彼が何を持っているか』しか記憶に残ってなくて、人柄がさっぱり分からなかった」と言う人も意外といるのです。
100歩譲って、“持ち物自慢”をしたいときは、せめて「今度は、一緒にドライブをしよう」「ホームパーティーをやるから遊びにおいでよ」というような、相手にとってもメリットのある内容に変換してみてはどうでしょうか?
ただ、基本人は、「自分を受け止めてくれる人を、自分も受け止めたい」と思うもの。
初デートのときは自分のことばかりを話すよりは、きちんと相手の話を聞き、受け止めてあげることを目指した方が、結果的に相手にとって楽しいデートになるものですよ。