ネタ数×環境×刈り取り力=セフレ保持
セフレから本命になるのは難しい
彼の行動が倫理的にどうなのか、という点については今回は考慮しませんが、実際にこんな男性もいるのです。
男性の本命ではないことに気付けずに、本気で好きになってしまい、本命になりたいと悩む女性が後を絶たないわけです。
当時この話を聞いたときは、彼が話を誇張しているのだと思い信じられなかったのですが、それがそうでもなかったのです。
彼いわく、セフレを作るには、「ネタ数×環境×刈り取り力」が大切だそう。
ネタ数は、女の子と知り合う数。
環境は、豪邸や普通の人生では行けないような住まいと環境。つまり、瞬時に惚れさせる外部要因を作れるかにあるのです。
刈り取る力は、クロージング力。これを“性王の覇気”と彼は言います(笑)。女性をその気にさせるのは、眼力とムードが決め手だそう。
彼は、女性を口説く力は、ビジネスと同じだと言います。それは、練習により身に付けられるノウハウだから。彼の場合でいうと、中学のころからずっと女性を口説き続けた修行の成果が、今に現れているのです。
そして、多くの女性を虜にする彼は、女性を3つの候補に振り分けて関係を持ちます。
・結婚候補
・彼女候補
・セフレ候補
もちろん本命は結婚候補。基本的に求めるものが異なり、下から上の候補に上がることはないそうです。そう、ガイドも何度もお伝えしてきましたが、「性王の覇気」の彼から言わせても、セフレから本命になることはないのです!
女性を虜にする彼らの魅力
とはいえ、どうして彼がそこまでモテるのか。きっと読者にもご理解いただけないと思うので、彼にお願いして、実際にガイドもデートに同行させてもらいました。驚いたのは、彼がありえないほどのホスピタリティーを持っていたこと。彼は、女性が喜ぶこと、思うことを3歩先まで考えて行動していたのです。
そんなふうにお姫様扱いされ、もてなされれば、女性が彼に惹かれるのもよくわかります。けれど、なぜ女性は彼に「抱かれたい」と思うようになってしまうのか……。その理由はさっぱりわからなかったので、「ガイドを女性だと思って口説いてみてほしい」と、さらにお願いしてみたところ、見事に“性王の覇気”を感じ、彼に惹きつけられました(笑)。
「抱かれたい」と思わせる彼の眼力は、ゆるぎない自信とオスの圧迫感。例えるなら、百獣の王と呼ばれるライオンそのもの。ちなみに、ガイドはウサギ。一瞬で「狩られる」と思いました。そして何よりも彼がすごいと感じたのは、「私は抱かれてしまう」という言い訳を女性に作らせてあげる余裕があるところ。女性にしてみれば、逃げ道があるわけですから、決して嫌な気持ちにはならないのです。
そのテクニックは、まさに彼が力説する、「鍛錬により会得したもの」であることが証明された瞬間でした。