水鳥製とナイロン製
ナイロンタイプのシャトル
両者には、耐久性や精度に違いがあり、一般的に競技用として使われているのは水鳥タイプのシャトルです。
バドミントンシャトルの規格
シャトルの違いは、競技を行う上で非常に大きな影響を及ぼします。毎回全く違う大きさ、重さであれば、公平な試合は出来ません。そのため、バドミントンシャトルは多くの規定が設けられています。水鳥タイプのシャトル
羽根のサイズ:62mm~70mm
羽根の先端:58mm~68mm(円形)
コルクの直径:25mm~28mm
重量:4.74g~5.50g
※2014年現在
季節によって使用するシャトルは違う
水鳥タイプのシャトルは言わば「天然素材」。そのため温度や湿度の影響も受けてしまいます。つまり、同じシャトルでも夏に使用した場合と冬に使用した場合とでは、飛距離や打球感が違ってくるのです。ちなみに、気温が高いほうがシャトルは飛びやすくなります。そのためシャトルには1~6の番号が振られており、季節や使用環境によって使い分けることができるのです。番号が大きいほうが飛びやすく作られています。
1番:33度以上
2番:27~33度
3番:22~28度
4番:17~23度
5番:12~18度
6番:7~13度
※使用温度目安
番号一つ変わるだけ飛距離は数十cmも変わります。店頭だと、季節に合わせて陳列しているお店が多いようです。また、まだシャトルを上手く飛ばせない初心者の方は、飛びやすいシャトルを使って練習するのもありでしょう。気持ちよく打つ、というのが早く上達するコツの一つです。
試合に認められたシャトル
公式試合では水鳥タイプのシャトルを使用すると前述しましたが、その中でも試合で使用するシャトルは限られています。水鳥タイプならどれでも、というわけではありません。「第1種検定合格球」「第2種検定合格球」というのがあり、(財)日本バドミントン協会が定めています。
目印としてシャトルの筒にそれらのシールが貼ってありますので、シャトル選びの際に探してみてください。(財)日本バドミントン協会が品質をチェックし保証したものですので、外れは少ないでしょう。