ベルリンのバウムクーヘンの老舗「コンディトライ・ラビーン」

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3代目のクラウス・ラビーンさんは80歳を過ぎても現役。現在は4代目のヨハネスさんがお店を引き継いでいます

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大小様々なバウムクーヘン

日本で大人気のお菓子、バウムクーヘン。バウムはドイツ語で「木」、クーヘンは「ケーキ」を意味します。名前からもわかるようにこのお菓子はドイツ生まれなのですが、意外にもこちらではなかなかお目にかかりません。熟練のマイスター(職人の親方)だけが作ることができるバウムクーヘンは、ドイツでは日常に食べるものではなくクリスマスやお祝いのための特別なお菓子なので、一年中置いてあるお店は少ないのです。

 


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職人さんがつきっきりでじっくり焼き上げます

ベルリン南西部、シュテーグリッツ地区の住宅街にある「コンディトライ・ラビーン Konditorei Rabien」は、そんな貴重なお菓子を130年以上も作り続けている老舗。1878年に初代エルンスト・ラビーンさんがポツダムで開業した同店は、当時宮殿へ向かう途中の休憩所として大変な賑わいだったそうです。その後、2度の大戦や幾多の変遷を経てベルリンに移り、現在は4代目のヨハネスさんが伝統の味を受け継いでいます。

ラビーンのバウムクーヘンは創業当時のレシピで今も手作り。特注のオーブンに熟練の職人さんがつきっきりで、生地を何層も何層も重ねながらじっくりと丹精込めて焼きあげます。生地はしっとりきめ細やかで、ほんのり香るスパイスと優しい甘みが後をひく美味しさ。手作りならではのでこぼこした形がまた素敵で、これぞバウムクーヘンの中のバウムクーヘン! と拍手を送りたくなるような逸品です。

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種類豊富なケーキも美味しい!

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大きなショーケースに30種類以上のケーキがずらり!どれもとっても美味しいです!

日本人の間ではバウムクーヘンが有名なラビーンですが、じつは他のケーキもとっても美味しいんです! ショーケースの中には、新鮮なフルーツやクリームをたっぷり使ったケーキ、チョコレート系、ナッツ系、バウムクーヘンを使ったトルテなど、30種類以上ものケーキがずらり。どっしりとした見た目とは裏腹に軽い口あたりで、優しい味わいのケーキたちです。

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地域の人たちに愛され続けるお店

ラビーンはベルリンの中心地からはちょっと離れた住宅街にありますが、バウムクーヘン好き、スイーツ好きな人には強力におすすめしたいお店です。ここへ行ったらバウムクーヘンだけでなく生菓子もぜひ味わってみてくださいね。

生菓子以外のバウムクーヘンやシュトレンなどは、日本から注文することも可能。世界各国から注文が来るそうですが、一番多いのは断トツで日本からだそうです。クリスマス前には注文が殺到するそうなので、お早めにどうぞ。

<DATA>
Konditorei Rabien
住所:Klingsorstr.13  12167 Berlin
TEL:030- 7916595
営業時間:月~金9:00~18:00 土9:00~15:00 日12:00~16:30  祝日休
予算:バウムクーヘン 16ユーロ~/500g
アクセス:Rathaus Steglitz駅から徒歩5分
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