セブンイレブンは、ケーキタイプの充実&手間をかけた製法を武器に
カスタードクリームとホイップクリームがWのおいしさ。「ホワイトエクレア」(163円)
「2014年は、手軽に食べられるスイーツだけでなく、本格的なケーキの品揃えに注力してきました」と語るのは、株式会社セブン&アイ・ホールディングス広報の福田愛さん。ワンハンドで食べられるような従来型のコンビニスイーツだけではなく、テーブルに座って食べるようなケーキタイプの商品を提案することで、コンビニスイーツを様々なシチュエーションで楽しんでもらいたいというのが狙いです。
パティスリーさながらの完成度!「イタリア栗のクリーミーモンブラン」(257円)
もちもちの生地に赤えんどう豆のほくほく感が絶妙な「塩豆大福」(125円)
最近はカップケーキやパンケーキなどのスイーツや、洋素材を使った和菓子に着目しているそう。コンビニ店舗数NO.1のセブンイレブンが、2015年はどんなスイーツを販売するのか、来年の動向が気になるところです。
コンビニスイーツ2014&2015 まとめ
コンビニでスイーツを買うことが日常的になってきた今、コンビニスイーツが注目されはじめた数年前に比べると爆発的なヒット商品が出にくいという傾向は、全体的にいえることだと思います。しかし、猛暑の影響で真夏の冷たいスイーツが好調であったり、数年前にはなかった淹れたてコーヒーの導入をきっかけに焼き菓子部門が売れるようになったりと、新しい展開が続いており、今後も成長の可能性を秘めたジャンルであることは間違いありません。
加えて、コンビニでスイーツを買う時、購入する場所は自宅やオフィスの最寄りのコンビニがほとんどで、コンビニ各社の味や商品の違いにこだわったり、お目当てのスイーツを買いにわざわざ1軒遠くのコンビニへ行く、という人は、まだまだ少ないのではないでしょうか。
コンビニスイーツは各社がそれぞれに創意工夫を凝らし、プリンひとつとっても各コンビニで全く個性が異なります。そうした認識がもっと消費者に広がれば、コンビニスイーツの楽しみ方もより深まるのでは、と思います。
2015年度は、果たしてどんなスイーツで消費者をワクワクさせてくれるのでしょうか。2015年もコンビニスイーツの動向をチェックしていきたいと思います。
*販売価格は、すべて税込表示です
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