オーストリア/オーストリアのグルメ・レストラン

オーストリアの秘伝レシピ!ガチョウのコンフィ(2ページ目)

オーストリア晩秋の定番料理といえば「ガチョウのコンフィ」。今回は日本の家庭でも再現できる秘伝レシピを大公開します!クリスマスや年末に作れば雰囲気が出ること間違いなし。「ガチョウのコンフィ」が名物のウィーンのレストランも紹介していますので、観光でおとずれた際にはぜひ本場の味も試してみてください。

ライジンガー 真樹

執筆者:ライジンガー 真樹

オーストリアガイド

グリンツィング地区にあるホイリゲ、マルティン・セップ

マルティン・セップのエントランス

グリンツィング付近にはベートーベンゆかりの史跡が多く、観光の途中に立ち寄りやすい

ウィーンのグリンツィング地区にはホイリゲと呼ばれる地ワインを振る舞う居酒屋が軒を連ねています。(ホイリゲについては、「『嵐』という名の発泡酒シュトゥルム/オーストリア」の記事もご参照ください) 

マルティン・セップのガチョウのコンフィ

他のレストランとは違い鉄製の小鍋で供されるなど、風情もたっぷり!

そしてこの中の一軒、Zum Martin Sepp(ツム・マルティン・セップ)が出すガチョウのコンフィは絶品!ガチョウ肉の味付けは、塩加減も脂の乗り加減も絶妙な上品テイストですし、付け合わせの紫キャベツの甘煮は赤ワインの風味がほのかに香りたち、甘さ控えめなところも薄味好みの日本人には嬉しいポイントです。しかし特筆すべきは、何といってもマロンのキャラメリゼ!まさにおせち料理の栗きんとんのような存在で、塩味の効いたガチョウの美味しさを最大限に引き出すとともに、箸休めの役割をも果たす万能なサイドディッシュです。

ツム・マルティン・セップでガチョウ料理の味わえる時期は毎年10月下旬から11月下旬です。しかしガチョウ料理は限定数で出されるため予約が必須。必ず事前にお電話で人数分の席とガチョウ料理を確保してからお出かけ下さいね!

<DATA>
Zum Martin Sepp(ツム・マルティン・セップ)
住所:Cobenzlgasse 34, A-1190 Wien, Grinzing
電話:+43-(0)1-320-3233
営業時間:毎日11:30よりオープン

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