安全装備も大幅にアップデート

VWクロスポロ

純正ナビの「714SDCW」は19万9260円のオプションで、DSRC/ETC付。フルオートエアコンやシティブレーキエマージェンシーブレーキも標準装備される


装備では、多重事故を防ぐ「マルチコリジョンブレーキシステム」や「シティエマージェンシーブレーキ」、「プリクラッシュブレーキシステムFront Assist Plus」などのほか、ACC(追従走行機能付クルーズコントロール)、純正ナビ「714SDCW」などのオプションを設定するなど、大幅に充実化されているのも朗報だ。

パワートレーンは、ガソリン直噴ターボの「1.2L TSI」のみで、クロスポロ初のアイドリングストップ、ブレーキエネルギー回生システムが搭載され、7速DSGが組み合わされるのはベース車の「ポロTSIコンフォート」と同じ。

燃費は「先代」から約16%向上となる21.9km/Lで、上記のベース車は22.2km/Lだから0.3km/L悪くなるが、実燃費は走らせ方などでいくらでも挽回できるだろう。

新型クロスポロの走りは?

VWクロスポロ

1.2L「TSIエンジン」は90ps/160Nmというスペックだが、高速域でも日本であれば十分な加速性能を披露してくれるはず


さて、気になる走りは基本的にベース車のポロと同じで、硬質な乗り味と確かな直進安定性を実感できる。今回は、ディーラー試乗のようなちょい乗りだったから限定的なことしか分からないが、ポロらしい質実剛健といえるもの。

なお、乗り心地に関しては、乗車人数などにより、奨励される空気圧設定が3パターンあるから空気圧の入れ具合によっても感じ方はかなり異なるだろう。ポロとの違いは、ヒップポイント(アイポイント)の高さや少し重心の高さを感じさせるコーナリングだが、街中なら前者が大きな違いで、後者に関してはほとんどネガだとは思わせないもの。

パワー面も街乗り中心だったため、全開加速時は分からないが、ベース車での走りっぷりからすると高速道路での巡航が最も得意科目で、ポロらしさを味わえる点であるはずだ。ロングツーリングも楽しみたいという人にも十分に応えてくれるし、街中のストップ&ゴーも洗練された7速DSGで違和感なく走らせることができる。

さらに、今モデルからも冒頭で紹介したように「ACC」もオプション設定されるから高速道路を使う機会が多いならぜひチョイスしたい。

気になる価格設定は?

VWクロスポロ

少し高めのアイポイントと、アップライトな乗車姿勢が特徴。専用ファブリックシートを装備する


クロスポロの価格は275万円。装備内容が比較的近い「ポロTSIコンフォートアップグレード・パッケージ」の249万5000円から約25万円高くなるが、クロスポロの「付加価値」に魅力を感じれば十分に買いといえるだろう。

さらには、ポップからシックなボディカラーに変わったことで、より大人のムードを高めているだけに、「先代」よりも購入層(年齢層)の幅も広がりそうだ。




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