Spring Japanならではのサービスをご紹介
Spring Japan は2014年8月に就航デビュー。成田空港から国内線と国際線を運航しています
今回は、Spring Japanに乗るための航空券の予約方法や手荷物の取り扱い、空港でのチェックイン方法、他のLCCでは見られない Spring Japanならではの機内サービスなどをご紹介します。
※機内に持ち込み可能な手荷物は、2018年10月28日から「7kgまで」になりました
Spring Japanの航空券を買う ~運賃と支払い
Spring Japanの航空券は、インターネットで購入できます。Spring Japanのホームページ(http://www.springairlines.com/jp)で、希望の区間・日付・人数(大人・小児・幼児)を選び、空席状況などを検索すると、運賃が表示されます。運賃は、座席の残席状況などによって変わります。Spring Japanの運賃は、基本的に「スプリング」「スプリング プラス」の2種類。いずれの運賃も、変更・払い戻しは可能ですが、空港のチェックインカウンターで預ける「受託手荷物」と機内持込手荷物の合計が、スプリングだと15kgまで、スプリングプラスだと25kgまでなどの違いがあります。
機内持込手荷物はすべての運賃で「最大7kgまで」なので注意しましょう。
「ラッキースプリング」という運賃もあります。インターネット予約限定のキャンペーン運賃になり、こちらは変更・払い戻し不可、機内持込手荷物5kgまでです。キャンペーン実施時にのみ発売されます。なお、利用する際は、最初に連絡先等を入力する「アカウント登録」が必要です。
航空券の支払いは、クレジットカードもしくはコンビニエンスストア、さらにコールセンター限定で銀行振込、空港カウンター限定で現金と中国銀聯カードでも決済できます。コールセンター、空港カウンターでの航空券購入だと別途手数料が必要になり、インターネットでの購入がお得です。
いずれの運賃も、航空券購入、変更・払い戻しする際、手数料が必要な場合があります。詳しくは、Spring Japanのホームページ (https://jp.ch.com/) でご確認ください。
無料と有料の手荷物がある
LCCの利用で心配なのが、荷物の取り扱いではないでしょうか。「おみやげが増えたらどうしよう」「荷物オーバーすると高額な追加料金が必要なのでは」と思い込んでいる人もいるでしょう。Spring Japan では、受託手荷物がスプリングの運賃だと10kgまで、スプリングプラスの運賃だと20kgまでが含まれています。受託手荷物が1個から有料、というLCCも多くあるので、Spring Japanではこの点はまず安心です(ただしキャンペーン運賃除く)。
スプリングプラスとスプリングの無料手荷物許容量は受託手荷物と機内持込手荷物双方を合わせてそれぞれ25kg、15kgです。
つまり、機内に持ち込める手荷物は、いずれの運賃も、身の回り品が入ったバッグ1個を含む「7kg以下」の荷物です。サイズは、三辺の和が115cm(56×36×23cm以内)。大手航空会社などよりもかなり厳しいのでご注意ください。
「座席指定」のかしこい選び方
LCCでは、座席指定は「有料」になります。Spring Japanには、3つのカテゴリーの料金があります。座席指定をしない場合、空港で座席を割り当てられますが、こちらは無料になります。1列目の「コンフォートシート」は機内で一番足元が広い座席で、搭乗・降機もスムーズ。2・3列目と16・17列目(非常口座席)の「レッグシート」は、足元がゆったりした座席(16列目はリクライニング不可)です。
5~15列目および18~33列目の座席も「スタンダードシート」として、リーズナブルな価格で指定できます。友だち同士や家族で一緒に座りたい、窓側の座席で機窓からの景色を楽しみたい人におすすめです(15列目はリクライニング不可、13Aの座席は窓なし)
Spring Japanのシートピッチ(座席間隔)は、他の国内LCCよりも1列分多いので、スタンダードシートだとやや狭く感じるかもしれません。少しでも足元が広い席が良いならば、フロントシートなどをあらかじめ指定するほうが良いでしょう。
なお、無料の範囲から超過しそうな荷物、また座席指定は、インターネットでの事前申し込みがお得です。
座席指定料金は、インターネットとコールセンターの場合、コンフォートシート1000円、レッグシート800円、スタンダードシート400円です。空港カウンターだとそれぞれ200円ずつ高くなります。
搭乗の「チェックイン」時間にご注意
Spring Japanが就航する佐賀県の有明佐賀空港。のりの養殖がさかんな有明湾のそばにあり、空港から眺められる美しい海と夕陽も見事です。
Spring Japanのチェックインカウンターは、成田空港では「第3ターミナル」にあります。受託手荷物がない場合は自動チェックイン機で、受託手荷物がある場合はチェックインカウンターで手続きします。空港に行く前に、自宅で予約確認書をあらかじめプリントアウトするか、予約番号をメモしておきましょう。
保安検査場を通過する際、シーズンによっては長蛇の列になることもあります。くれぐれも早めの行動を心がけ、出発時間に遅れないようにしてください。
搭乗口へは「出発25分前」までに必ず行きましょう。