Mac OSの使い方/Mac OSの基本的な操作

実用性も大幅に向上したMacの新OS「Yosemite」(3ページ目)

Mac向けの新OS「Yosemite」すでに各所でレビューされていますが、まだまだ語り尽くされていない魅力がいっぱい。ガイドサイトでは、Macユーザーでなくとも使ってみたくなるような魅力的で実用性の高い機能を中心に紹介します。

木下 幹司

執筆者:木下 幹司

Macガイド

日本語音声でMacの操作が可能に!

Yosemiteでは、従来の「音声入力」が日本語対応になり、日本語によってスクロールさせたり、メニュー項目を実行させることができるようになりました。滑舌がわるかったり声が小さいと誤認識されますが、コツをつかむと割とスムーズに操作できるようになります。
システム環境設定-アクセシビリティ:

システム環境設定-アクセシビリティ:「Returun キーを押す」命令など、認識させにくいコマンドもありますが、命令の最初の文字と最後と文字をはっきり言うように心がければ、かなりのところまで使いこなせると思います


メニュー操作やウインドウ操作を行うためには、システム環境設定 - アクセシビリティを開いて、音声入力 > 音声入力コマンドの一覧にあるチェックボックス「高度なコマンドを有効にする」をONにするだけでOK。任意のコマンドを追加して、声でAutomatorのコマンドを実行することもできます。
新規コマンド追加画面

新規コマンド追加画面:「ワークフローを実行…」でサイトを開くAutomatorのワークフローは「指定された URL を取得」> 「Web ページを表示」で簡単につくれます


AirDropでiOSデバイスとファイル交換が可能になった

YosemiteではiPhoneやiPadとのAirDropによるファイル交換ができるようになりました。iPhoneで撮った写真などをすばやくMacに送信したり、その逆も可能。Mac側でAirDrop画面を出す必要がなく、iPhoneからMacに送信した画像などはダウンロードフォルダに自動的にコピーされます。
AirDropの動作イメージ

AirDropの動作イメージ


操作方法としてMacの場合は、FinderのAirDropに表示されるアイコンに転送したいファイルをドロップします。iPhoneの場合は共有メニューから、iPhone からMacへ画像が転送されると“ダウンロード”フォルダに自動的に保存されます。Macの名前を変更するとうまく動かなくなるので、そのような場合はMacを再起動してみましょう

次ページ:画像の編集ツールを他のアプリで使える「マークアップ」

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます