Mac OSの使い方/Mac OSの基本的な操作

実用性も大幅に向上したMacの新OS「Yosemite」(3ページ目)

Mac向けの新OS「Yosemite」すでに各所でレビューされていますが、まだまだ語り尽くされていない魅力がいっぱい。ガイドサイトでは、Macユーザーでなくとも使ってみたくなるような魅力的で実用性の高い機能を中心に紹介します。

木下 幹司

木下 幹司

Mac ガイド

パソコンとの付き合いは20年以上。最初はWindowsを使っていたが、務めていたソフトウェア開発会社でMacに出会い、魅了される。その後、Windowsのシステム構築、PHP開発を行いつつ、Macプログラミングを独学で習得、自ら開発を行うようになる。「MacPeople」などの雑誌の執筆なども行っている。

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日本語音声でMacの操作が可能に!

Yosemiteでは、従来の「音声入力」が日本語対応になり、日本語によってスクロールさせたり、メニュー項目を実行させることができるようになりました。滑舌がわるかったり声が小さいと誤認識されますが、コツをつかむと割とスムーズに操作できるようになります。
システム環境設定-アクセシビリティ:

システム環境設定-アクセシビリティ:「Returun キーを押す」命令など、認識させにくいコマンドもありますが、命令の最初の文字と最後と文字をはっきり言うように心がければ、かなりのところまで使いこなせると思います


メニュー操作やウインドウ操作を行うためには、システム環境設定 - アクセシビリティを開いて、音声入力 > 音声入力コマンドの一覧にあるチェックボックス「高度なコマンドを有効にする」をONにするだけでOK。任意のコマンドを追加して、声でAutomatorのコマンドを実行することもできます。
新規コマンド追加画面

新規コマンド追加画面:「ワークフローを実行…」でサイトを開くAutomatorのワークフローは「指定された URL を取得」> 「Web ページを表示」で簡単につくれます


AirDropでiOSデバイスとファイル交換が可能になった

YosemiteではiPhoneやiPadとのAirDropによるファイル交換ができるようになりました。iPhoneで撮った写真などをすばやくMacに送信したり、その逆も可能。Mac側でAirDrop画面を出す必要がなく、iPhoneからMacに送信した画像などはダウンロードフォルダに自動的にコピーされます。
AirDropの動作イメージ

AirDropの動作イメージ


操作方法としてMacの場合は、FinderのAirDropに表示されるアイコンに転送したいファイルをドロップします。iPhoneの場合は共有メニューから、iPhone からMacへ画像が転送されると“ダウンロード”フォルダに自動的に保存されます。Macの名前を変更するとうまく動かなくなるので、そのような場合はMacを再起動してみましょう

次ページ:画像の編集ツールを他のアプリで使える「マークアップ」

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