手の届かないところにカメラを伸ばして撮影
セルフィー棒はカメラを取り付けられる棒なので、カメラの延長棒として使うという方法もあります。高いところや手を伸ばしても届かない場所からレンズを向けたいときに使います。例えば、池など水面に向けて撮影したいときは、セルフィー棒を使ってカメラを先に延ばしてレンズを向けます。この方法なら水面ぎりぎりでのアングルや高所から俯瞰した撮影が簡単に行えます。
この場合も撮影方法はセルフタイマーを設定して行います。撮影する被写体とレンズの距離を想定してピントを合わせてシャッターを押してから10秒の間に撮りたい箇所にレンズを向けて撮影します。
暗い場所などではシャッタースピードが遅くなると手ぶれが起こりやすくなるので注意が必要です。フラッシュを使える場合は、強制発光に設定して撮影するなど手ぶれ対策をするという方法もあります。
水中で使うという究極の使い方も
セルフィー棒で海中にカメラを入れて撮影した動画映像のキャプチャー画像。カメラが防水タイプであれば水中撮影にも使える。
手の届かない場所ということは、水中にカメラを入れて撮影するという方法にもセルフィー棒は使えます。防水タイプのコンパクトデジカメなどを取り付けて、セルフィー棒で海中など水の中に沈めて撮影します。
水中などはどのように写っているのか確認しにくいので、再生するまで分からない場合もありますが、偶然性ながらなかなか楽しい写真が撮れることがあります。この場合は、カメラが万が一セルフィー棒から外れても大丈夫なようにストラップを棒に括りつけておくと安心です。
セルフィー棒を使って海中を動画撮影した映像をアップしてありますので、ご興味あればご覧ください。
セルフィー棒、自撮りはもちろん、手が届かないところでの撮影など一本あれば使える用途は広いカメラの周辺機材です。