秘境ラジャアンパットでびっくり!
海をボートで渡っていると、島のところどころに小さな村が
”秘境の楽園”、”種の工場”とも呼ばれるインドネシア、西パプア州のラジャアンパット。ここでは実際に訪れてみた体験をお届けしようと思います。
パラオのようなサンゴでできた島々が連なる絶景
カブイ湾はサンゴでできた島々が連続。ボートで移動しながら、次にどんな風景が広がるか、わくわくします
4万6108平方キロの広大な海域に、サンゴでできた島が1500を超える島々が浮かんでいます。多くが石灰カルスト特有のユニークな形の島々です。
たとえば、メインのワイゲオ島から約7.5キロのカブイ湾を船で進むと、翡翠色の海に無数の島々が折り重なるように続き、この島を超えたらどんな風景が広がるのだろうとワクワク。多くがパラオのような水面でキュッとくびれたマッシュルーム型をしていて、緑に覆われています。なかには木の枝にコウモリが鈴なりになった”ミアスクン”’(Mios Kon)という島や、剣山のようにギザギザにとがった岩肌を露出した島も。
パイネモの展望台からの眺め。まるでパラオのロックアイランドのよう
ハイライトは、ワイゲオ島の北に位置するパイネモ。ジャングルに築かれた300段以上の階段を上って展望台へ到着すると、淡いブルーの浅瀬に縁取られたマッシュルーム型の島々がポコポコと浮かぶ光景が! パラオのロックアイランドと似た、まるで海の宝石箱やぁ(C彦麻呂)! な風景が広がっています。パラオのちょうど南に位置するという説明を聞き、納得した次第です。
ピアネモ島の裏手のビーチ。こんな美しいビーチも貸切に!
”浮かんでいる砂”という意味のパシール・ティンブル
ダイバー冥利に尽きる豊穣の海
20年前に欧米のダイバーによって、その素晴らしさが広められたラジャアンパットの水面下
サウナンダレック村の桟橋の下は、サンゴが一面に
10~11月はバタンタ島とサラワチ島付近の海域にジンベエザメも出没するそう。つまり、大物、群れ、鮮やかなリーフフィッシュ、サンゴ、地形、あらゆるダイビングの楽しみが凝縮しています。