世界が認めた、日本で一番美味しいパエリア
年に一度、スペイン・バレンシアのスエカ村で開催される、世界的にも有名なパエリアコンクール「Concurso internacional de Paella de Sueca」。バルデゲーでシェフを務める栗原靖武(くりはらやすたけ)さんは、53回目開催となる2013年、歴史あるこのコンクールで国際部門優勝という快挙を成し遂げた方。世界が認めた「日本一美味しいパエリア」は、もちろんお店でも食べられます。それがこちら!「チキンと野菜のミックスパエリア(2人前2,800円)」。
日本ではパエリアと言えば魚貝のイメージがありますが、発祥の地とされるバレンシア地方のパエリアに海の幸は入りません。具材はウサギや鶏、豆、野菜など山の幸。時間をかけてじっくりじっくり素材の旨みを引き出し、ダシを使わず水だけで、オーブンではなく直火で炊き上げるパエリアの原点。ビジュアルはいたってシンプルですが、旨味をしっかり吸ったお米の美味しさは、一口で今までの概念を覆してくれます。
パエリアは他にも5~6種から選べ、どれを選んでも感動間違いなし!イカ墨のパエリア、魚介のパエリア、スペアリブとキノコのパエリア、たっぷり魚貝のゴージャスパエリア(各2人前2,800円~3,800円)。
実はメニューには掲載されていない裏メニュー的なパエリアがあります。ご飯とおかず別々に、という意味の「アロス・ア・バンダ」(2人前2,800円)。
たっぷりの魚貝を使っただしでお米を炊き、具は取り出した贅沢極まりない1品。地味な見た目に反し、口に含むと旨みが押し寄せてくるような奥深さ。メニューにはありませんが、当日でもお願いすれば作ってくれるそうですよ。
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