しかし、見たまま紅葉を撮ってしまうと、「色付いてるな」と分かるだけの印象の薄い写真しか撮れません。今回は、人と差を付ける紅葉を撮影のポイントをご紹介いたします。
紅葉の背景を考える
以下の写真のように、紅葉というと赤やオレンジといった色がひしめき合っているイメージがありますよね。全体として「紅葉している」という印象は感じるかもしれませんが、どの部分が主役なのかが分かりにくく、あまりインパクトがありません。
では、これではどうでしょう。
背景が黒いところで撮影してみました。主役であるカエデの葉の色や形が強調されて良い感じではないでしょうか?
このように、紅葉の写るバックを考えてあげることで、少し他人とは違う写真になります。背景が赤やオレンジのところに紅葉を撮っても、その背景と同じ色なので溶け込んでしまうのです。
また、そのような背景が無ければ、よりアップして撮影しても良いでしょう。