実用性重視の同クラスにエスクァイアは新しい流れを作れるか!?
“白物家電”と揶揄されることもあるミニバンだが、まずは見てくれよりも実用性が大事なのはこの層で多数を占めるはずだ。でも、セレナ・ハイウェイスターが売れているように、トヨタでは「G’s」シリーズが人気であるように、「ひとクラス上」のニーズは、このクラスのミニバンでも着実にあるはず、というのがトヨタの読みなのだろう。新型「エスクァイア」の価格帯は259万2000円~320万4000円で、中心となるのは200万円台後半で、HYBRIDは300万円を超えている。
ヴォクシー/ノアは、224万2285円~305万4857円と価格帯で20万円程度の差になっている。フロントグリルに代表される専用エクステリアはもちろん、全車標準のフロントフォグランプや、インパネの加飾や上級仕様のシート表皮など差別化が図られていて、価格差に見合う、いや装備を考えると買い得感のある設定になっているそうだ。
ヴォクシー/ノアではちょっとクオリティが不満というニーズはもちろん、5ナンバーで高級感のあるミニバンが欲しいなら一定の支持がありそうな新型ミニバン「エスクァイア」の登場といえるだろう。
試乗レポートはこちらから
■トヨタ・エスクァイアの走りはどうか?