一流の俳優達が真面目にハジける『UTA・ IMA・ SHOW II』
（撮影 演劇ガイド・上村由紀子）
――『UTA・IMA・SHOW』シリーズとしては昨年に続いての第二弾ですね。今回も豪華なキャストです！
岡
そうなんですよ。つい先日まで『ミス・サイゴン』で一緒だった原田優一君や笹本玲奈さんにも参加して貰っていますし、ダンサーも華のある長身チームを4人揃えました。かなり見栄えがすると思います。
――岡さんは構成と衣装プランも担当もなさっていますよね。
岡
タナボタ企画(林アキラさん、演出家・忠の仁さんとのユニット)の頃は衣装も自分で作ったりしていたんですが、最近は忙しくなったこともあり、主にプランナーとして全体を見る立場になっていますね。今回の劇場は袖にあまりスペースがないので衣装の点数は控えめに、という事だったんですが、やはり……気付いたら大変な事になっていました……どこに置くんだろう(笑)。
構成に関しては1幕がドラマチックに歌い上げるナンバーが多く、2幕前半は華やかなお祭りと言った感じになるかな、と。実は今回「宝塚100周年を”勝手に”お祝いする」コーナーもご用意しているんですが、このブロック、かなり真面目にやらせて頂きます！ 衣装も本当にちゃんと作っていますし、古き良き時代の宝塚をリスペクトした構成で魅せて行きますよ。
――宝塚コーナー、楽しみです！ 今回の出演者の中で唯一の宝塚出身者が和音美桜さんですね。
岡
そうなんです。だから始まる前に和音さんには「あなた、本当に大丈夫ですか？」と確認しました。だって110周年の時に彼女が呼ばれなくなったら大変じゃないですか(笑)。今回は宝塚コーナーの中でそれぞれが「宝塚」をイメージした名前を自分で考えて付けていますので、そちらにも是非ご注目下さい。ちなみに和音さんも現役時代とは違うNew Nameで登場します。
（撮影 演劇ガイド・上村由紀子）
岡
それはありますね。手作り感と言うか、良い意味で”あか抜けない感”は実は敢えて狙っている所です。間にトークや寸劇を挟むことで、俳優の個性やパーソナルな部分もかなりの分量表に出ますし。ゲスト参加して頂くメンバーは最年長の光枝明彦さんを始め、皆さん一流の方ばかりですのでお客様には間違いなく楽しんで頂けるかと思います。それぞれが様々なナンバーを歌うコーナーやノンストップのミュージカルメドレー、全員で歌う「ワン・デイ・モア」も勿論見どころの1つです。
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