東京女子とパリジェンヌ、恋を呼び込む潤い肌はどっち?
「東京、ニューヨーク、パリ 世界3都市の女性の“バスタイム事情”実態調査」※によれば、働く女性たちのバスタイムには都市ごとに面白い特徴があり、東京は「欲張り美容型」、パリは「洗練美容型」、ニューヨークは「ながら美容型」なのだそう。パリジェンヌと東京女性の違いは?
以前パリに住んでいたので、個人的にはパリと東京の違いが気になりました。パリと東京の女性のバスタイムの過ごし方やボディケア比較を中心に、潤い肌になれるお手入れ方法などについて、調査を行ったジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 コンシューマー カンパニー薬事学術開発部の伊藤美保さんにお話を伺いました。
- 東京の女性は、湯船につかる人が約50%いたりマッサージやスクラブをしたりと、バスタイムへのこだわりが強いのですね。でも、その割には保湿ケアをしていないというのは意外でした。
バスタイム中にボディの保湿をしているかという質問に対して、「していない」と回答したのは東京女性が一番多く、54.8%にのぼりました(パリでは37.5%)。2年前に同じ年代の働く女性に実施したボディケアの調査でも、東京では、通年で保湿をしている女性は3割程度で他の都市に比べて少なかったですね。その際、「ボディの肌に自信がある」と答えた人はパリの半数しかいませんでした。
- なるほど。良いものを取り入れたいという意識はあっても、ボディはほぼ手付かずという人が多いのかもしれませんね。それでは自信をもってボディケアをしています、とは言えなさそうです。
そうですね。1日のバスタイムにかける時間は、東京が「15分以上」と答える人が88.5%と3都市の中でも一番長いのですが、その意味を尋ねると、「体を清潔に保つため」(1位)、「リラックス、癒しのため」(2位)という回答でした。それに対して、パリでは「リラックス、癒しのため」がトップになっています。パリの女性たちにとって、バスタイムは美容の時間という意識が強いのだと思います。