「あのね」 by 森山良子
■投稿ママからのおすすめポイント- 特に男の子を持つママにお勧めです。
- いたずら大好き、言うこと聞かない、でもママが大好き! そんな子供の気持ちを考えると胸が熱くなります。
- 歌詞がとてもかわいいです。
「あのね、ママ。だいすきさ。ぼくの およめに なってね~♪」
■子育て心理学から見たおすすめポイント
「ボク、ママと結婚したいの~!」男の子のご家庭でよくありそうなほほえましい光景ですね。もちろん、実際にはかなうことがないのですが、「こんな素敵なママと結婚できたパパみたいな大人になるぞ」と噛み砕いていくことで、男の子は成長していきます。そういう意味でも、父親の存在はとても大事。ママとボクのやりとりの歌ですが、パパの存在も見え隠れする心理学的に奥深い歌だと思います。
「ママのたからもの」 by 横山だいすけ&三谷たくみ
■投稿ママからのおすすめポイント- 子育てが大変な時に、よく歌って自分を励ましています。
- 歌っているうちに、笑ってニコニコになってしまう不思議な歌です。
- 「○○ちゃんは、そう、ママのたからもの~」と子どもの名前を入れて歌うと子供も大喜びです。
「ゆうちゃんは、そう、ママのたからもの~♪」
■子育て心理学から見たおすすめポイント
いたずらする、すぐに泣いちゃう、もう歩けない、抱っこ! ママはそれにイライラ、ガミガミしてしまう、そんな光景が描かれています。でもその裏には、ママの愛情があふれていて、歌いながら子供の自己肯定感をも育むことができてしまうという心理効果も!
「ママはどんなに怒っても、あなたがママの宝物だっていうことはずっと変わらないんだよ」と強くも優しいメッセージ、いいですね。こうやってママが子供を丸ごと肯定してあげると、同じように、子供も自分のことを丸ごと肯定するようになり、「自分のことが大好き」という気持ち(自己肯定感)が芽生えます。どんなに大変な思いをしても、やっぱり我が子が大好き、そんなママの気づきにもつながる名曲ですね。親子で一緒に歌うのがおすすめです。
■うたまっぷで歌詞をチェック:「ママのたからもの」
「ムギューだいすき」 by 速水けんたろう&茂森あゆみ
■投稿ママからのおすすめポイント- 自分がこうしてもらいたかった……。
- この歌で自分を癒して、目の前の子供に「ムギュー」ってしてあげてました。
「ムギュー ムギュー だいすき なんだか とっても いいきもち~♪」
■子育て心理学から見たおすすめポイント
おかあさんと一緒の曲。歌詞の中には「ムギュー」がいっぱいです。シンプルな歌詞だからこそ響く「ムギュー」。これまでオールアバウトでも幾度となく書いてきた、ギュッと抱きしてめてあげることの大切さが伝わってきます。
「ムギュー」は子供に「大好きだよ」を伝えるだけではありません。時には「ムギュー」で仲直り、時には「ムギュー」で我が子への愛を再確認、時には「ムギュー」で叱り過ぎを大反省。シンプルだけど育児の基本を教えてくれる一曲です。過去記事「魔の2歳児を抱きしめてあげよう」にも書いた「育児で困ったときは突き放すのではなく、引き寄せる」の法則に沿った歌。おすすめです。
■うたまっぷで歌詞をチェック:「ムギューだいすき」
『のびろのびろだいすきな木』 by アン・サリー
■投稿ママからのおすすめポイント- 包容力のある彼女の美しい声を聞くと、心が洗われるような気持ちになります。
- 本当は自分がどれだけ子供達のことを愛しているかを改めて感じさせてくれる気がします。
- この歌をくちずさんだら不思議と気持ちが落ち着いてきて、娘も泣き止んでくれたことがありました。
「のびろのびろ だいすきな木 みんなみんなが好きだから~♪」
■子育て心理学から見たおすすめポイント
アン・サリーさんの伸びやかで澄んだ歌声がそのまま心にすっと入ってくる名曲。木がすくすくと育っていく様子が、我が子の成長と重なり、いつのまにか温かい母親の目線になっている、そんな曲です。そして「のびろのびろ」の繰り返しは、ママに「細かいことは気にしなくて大丈夫、前へ進もう!」と語りかけてくれるようです。「みんな愛されながら生きているんだ、自信を持って、立ち上がろう!」という気持ちになれます。
■Hoickで歌詞をチェック:「のびろのびろだいすきな木」
「きみのほっぺ」 by YuReena
■投稿ママからのおすすめポイント- 何気ない毎日が幸せだと思えます。
- 弱くて、ダメな自分でもいいかな、と思えます。
- 泣いてばかりの子供でも、愛おしくて抱きしめたくなります。
「一番支えられているよ、きみに~♪」
■子育て心理学から見たおすすめポイント
子育てをしていると、親が子供を守る、親が子供をお世話するという「親⇒子供」の流れを感じやすいですが、実は、子供がパパやママに与えてくれる「子供⇒親」のエネルギーは計り知れません。ママが見えなくなっただけで泣いちゃうこと、こんなにも自分を求めてくれる存在があること。それがどれほど幸せで、どれほど自分を強くしてくれているのか……。この歌を聞くと、我が子の存在こそが、自分を母親にしてくれているんだ、と改めて気づかされます。