よく見れば、隣家も黒い外壁の少し似た雰囲気のデザイン。実は建築家の田井幹夫さんが4年前に設計した住宅でした。
コンクリートの基礎の上の大きなボックス
1. 道路に面した南側を閉じ、坂に面した東側に大きな窓を設けている。外壁はガルバリウム鋼板張り。写真:アーキテクトカフェ |
2. コンクリートの基礎部分が車2台分のガレージと地下室になっている。 |
3. 隣家との隙間は約3m。西側にも大きな窓を設けている。 |
4. 納屋の入口のようなデザインの玄関扉。隙間からの光で玄関ホールが明るく照らされる。 |
この家の建っている土地は南北で2m強の段差があります。そこで高さ2.8mのコンクリート打放しの基礎を立ち上げ、その上に母屋を載せています。
母屋の南側は道路に面しているので壁を立ち上げ、東西に窓を設けた大きなボックスのような造りになっています。基礎部分は車が2台入るガレージと、アルミサッシュの引き違い戸で仕切られた仕事場です。
◆建築データと建築家プロフィール