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パートナーは欲しくない!恋愛消極層ってどんな人?(3ページ目)

最近、「交際相手は欲しくない」と公言する人が増えてきました。生活トレンド研究所が行った調査をもとに、紐解きます。

相沢 あい

執筆者:相沢 あい

恋愛ガイド

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負担だった家事が手軽に

コーヒーを飲む男性

家事が手軽になったぶん、結婚してパートナーに任せたいという気持ちは薄くなったのかもしれません。

生活をしていくうえで欠かせない家事は、今やロボット型掃除機や乾燥機能付き洗濯機、食洗機など家電の進化により、かなり手軽に行えるようになりました。また、最近では低価格帯の家政婦サービスが増えてきたことで、家事をする間もないほど忙しく働く人達が「休日が家事で潰れてしまうなら、家政婦を雇ってそのぶん休みたい」と依頼するケースも多いそうです。

特に誰の手助けもなく暮らしていけることから、男性も若い世代になるにつれ、「結婚にメリットがない」と考えるようになったのかもしれません。

ネットに蔓延する「女と結婚しても」という考え

恋愛傾向別て?みる年収区分(男性)
恋愛傾向別て?みる年収区分(女性)
女性の婚活ブーム以降、男性ネットユーザーを中心に爆発的に広がった『結婚すると男はATM扱いされる』『女と結婚しても、金が掛かるだけ』という考えが、結婚への嫌悪感を煽っているように思います。もちろん経済的理由が大きな理由ではあるのですが、結婚への憧れが削がれた状態なので、『経済的に無理をしてまで結婚する必要はない』と考える傾向があるのではないでしょうか。

年収300万未満の男性は、積極層と漠然層で約5割だったのに対し、消極層で7割弱となっています。実に積極層と漠然層とおよそ同じ5割弱の男性が「結婚したいと思わない理由」に「経済的に余裕がないから」を挙げており、女性はわずか10%にも満たないことから、男性のほうが「家族を養うプレッシャ−」を感じているといえるでしょう。
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