交際相手は要らない!?
「交際相手はほしくない」という「恋愛消極層」は、20~30代で3~4割にものぼります。
2014年9月に生活トレンド研究所が行った「20~40代の恋愛・結婚・家庭観」に関するアンケート調査の、「交際相手が欲しいかどうか(独身)」という質問で、「欲しいと思っているし好きな人もいる」「欲しいと思っているが好きな人はいない」と回答した層を恋愛に対する「積極層」、 「なんとなく欲しいと思っているが特別な活動はしていない」と回答した層を「漠然層」 、「特に欲しいとは思っていない」、「全く欲しくないし今後欲しくなることもないと思う」と回答した層を「消極層」として見てみると、消極層が男性の場合、20代で約3割強、30代で3割弱、40代で4割弱、女性の場合、20代で3割弱、30代で4割強、40代で5割強と、年齢が上がるごとにおよそ上昇していくことがわかりました。
恋愛に対する姿勢として、「欲しいと思っているし好きな人もいる」「欲しいと思っているが好きな人はいない」=【積極層】、 「なんとなく欲しいと思っているが特別な活動はしていない」=【漠然層】 、「特に欲しいとは思っていない」「全く欲しくないし今後欲しくなることもないと思う」=【消極層】と定義します。
この「独身」というカテゴリーの中には、離婚や死別などによって独身となった人も含まれているため、40代の男女が多くなる理由はそのあたりにも隠されているように思いますが、結婚適齢期であるはずの20代や30代でも3~4割もの人達が「交際をしたくない」という意思を示しています。