原因3:「自分にとって都合の良い人」を求めていませんか?
都合が良い相手か、ジャッジしていない?
多くの人が恋人になる人に対して、こういったことを求めています。
「自分を受け止めてほしい」
「自分のサポートしてほしい」
「自分の足りないところを埋めてほしい※」
(※ルックスに自信のない人はルックスの良い人を選んだり、お金に余裕のない人はお金のある人を求めたり…)
つまり、自分にとって“都合の良い相手”を求めているのです。
もちろん、わざわざ都合の悪い相手を選ぶ必要はありません。ただ、都合の良いことばかりを求める人は、相手が自分にとって都合が悪いことがあると、さっさと縁を切ってしまうことが多いのです。
恋愛では、相手の“自分にとって都合の良い部分”だけと接しているわけにはいきません。
自分にとって都合の悪いところ、苦手だと思う相手の欠点もきちんと受け止め、お互いに折り合いをつけ、成長していく必要があるのです。
それこそが、「関係を築く」ということなのです。
「関係を築く」ことの大切さ
実は、人と「関係を築く」というのは言葉で言うほど、たやすいことではありません。
テレビドラマ「マルモのおきて」(フジテレビ系)では、主人公の護が双子の子供と家族として過ごしていくための「おきて」があり、その中の1つにこういったものがありました。
「好きでも嫌いでも家族」
人と本当に関係を築くというのは、そんな「腹のくくり方」も時として必要となります。
それは、家族や恋人だけではなく、友達付き合いでも言えること。
気に入らないことがある度に友達との縁を切っていては、いつまでたっても本当の意味でお互いを認め、許し、成長し合える友情関係は築けません。
もちろんお互いを傷つけ合うくらいであれば離れた方が良い関係もありますが、きちんと関係を築きたいと思う相手には、自分にとって都合が悪い部分があってもそれも含めて、許し、うまく付き合っていく方法を探すことが重要なのです。
都合の良い相手ばかり求めている人は、デートを重ねると、相手の都合の悪いところも見えてしまい、「やっぱりこの人じゃないな」と思ってしまうことが多いもの。
そんな人が求めるような完璧な相手は、どこを探していも見つかりませんよ?