原因2:「傷つきたくない」と怖がっていない?
傷つくことを怖がっていない?
好きな人ができても、フラれることが怖くて、口説いているんだかいないんだか、分からないようなアプローチをする人が多いもの。
そんな行為をされた相手が、心を動かされる可能性は極めて低いです。「この人、自分を守っているなぁ」と残念に思うからです。
口説いている方に逃げ道があるってことは、口説かれている方にも逃げ道があるということ。気付かないフリをすればいいだけです。
そんなハッキリしない関係をズルズル続けて、最終的にはどちらかの根気負けで恋が終わるなんてことはよくある話。もし勇気を持って告白していたら、付き合えたかもしれないのに、もったいないですよね。
現代は、仕事でも“過程”ではなく“結果”ばかりを求められることが多いので、失敗に対する恐れが大きい人は多く、その思いを恋愛にも抱いている人は多いのです。
フラれたって、いいじゃないですか!減るもんではないし(笑)。
むしろ、それによってより心がタフになって、魅力が増しますよ?
「フラれたらカッコ悪い」と思っている人もいます。でも、一体誰がカッコ悪いと思うのでしょうか?
あなたをフッた相手ですか?
いえいえ、相手はあなたの愛情が本物であるほど(※ストーカーのように見返りを求めるような自己愛を押し付けない限り)、その思い自体は嬉しいものです。好かれるというのは、「自分の魅力を認めてもらった」ってことでもあるので、まんざらでもないと思っているものです。
では、周りの友達が「カッコ悪い」と思うものですか?
もし真剣に人を好きになってフラれた人を笑うようであれば、その方が問題あります。心ある人であれば、そんな勇気ある行動をむしろカッコイイと思うものですよ?
つまり、結局、「カッコ悪い」と思っているのは、「自分だけ」なのです。
では、どうしてカッコ悪いと思うのか?
それは、自分に理想ばかりを押し付けてしまい、ありのままの自分を愛し、受け止める力がないからです。
失恋に限らず、失敗したときに大事なことは、「失恋(失敗)した自分をOKとしてあげる」こと。それだけの“自尊心”が必要なのです。
失恋(失敗)した自分も「良し」と思えるくらいに、自分を受け止められる自尊心を持って、きちんと好きな人にアプローチできるようになりたいものですね。