画面サイズの違い
画面サイズに関しては、iPhone 5sが4インチ(1,334×750px)でしたが、iPhone 6が4.7インチ(1,134×7,50)、iPhone 6 Plusが5.5インチ(1,920×1,080)と大きくなりました。iPhone 6でも十分な大きさに感じますので、iPhone 6 Plusは迫力のある大きさです。
背面は、iPhone 6、iPhone 6 Plusともに同じデザインとなっています。
カメラ機能の違い
iPhone 6とiPhone 6 Plusのカメラ機能は、ほぼ同機能となっています。一点違う点としては、光学手ブレ補正機能が iPhone 6 Plusにのみ搭載されています。通常通りに使っているだけでは、この光学手ブレ補正の搭載有無の違いはあまり感じません。しかし搭載されていると、暗い場所でのカメラ利用で安心感があります。なお、デジタルカメラの光学手ブレ補正機能を使っていると、本体の過熱やバッテリー消費が発生する場合がありますが、iPhone6 Plusではそのような現象が発生していません。
横表示での違い
本体を横にした場合、iPhone 6 Plusは、ホーム画面がランドスケープするようになりました。iPadのような挙動です。iPhone 6はランドスケープしません。なお、画面の拡大表示を使っている場合は、iPhone 6 Plusでもランドスケープしません。
手に持ったサイズ感の違い
片手操作において、iPhone 6は、ギリギリ親指が届きますが、iPhone 6 Plusは画面上部三分の二程度までしか届きませんでした。片手操作の多いユーザーは、iPhone 6を選択した方がよいと思われます。
画面を下げる機能の違い
iPhone 6とiPhone 6 Plusには、画面を下げて表示する機能があります。画面大型化に伴い、追加された機能です。ホームボタンを軽く2回タップすると画面が下がります。画面を下げることで、画面上部へのアクセスがやりやすくなります。この下がる範囲ですがiPhone 6 Plusが、本体の横幅を考慮してか、多少、下に大目に下がる仕様となります。特に、iPhone 6 Plusユーザーは、多用する機能と思われます。
iPhone 6を拡大表示、iPhone 6 Plusを標準表示にした際の違い
iPhoneの画面拡大を希望していたユーザーの多くは、視認性アップを期待していると思います。視認性アップだけ考えるとiPhone 6 Plusの方がアドバンテージがありますが、本体の大きさを考えるとiPhone 6を使いたいユーザーもいると思います。そこで、今回から搭載された拡大機能を利用して、iPhone 6を拡大表示、iPhone 6 Plusを標準表示にして、表示の違いを試してみました。
まず、ホーム画面の違いですが、iPhone 6を拡大表示するとiPhone 6 Plusの標準表示より、アイコンが大きくなります。つまり、小さな画面で、アイコンが大きくなりますので、よりタップがしやすい印象です。
Safariでの表示の違いです。この場合も、iPhone 6を拡大表示した方が、iPhone 6 Plusを標準表示した場合に比べて、フォントサイズが大きくなりました。つまり、iPhone 6 Plusの標準表示よりも、iPhone 6の拡大表示の方が、表示が大きいことになります。
iPhone 6とiPhone 6 Plusとで、画面サイズによる選択で悩んでいる方は、この拡大表示を利用することで、iPhone 6 Plusの標準状態より、大きな表示でiPhone 6を利用できます。
いろいろとiPhone 6とiPhone 6 Plusを比較してきました。ユーザー毎に利用シーンが違うと思いますので、一概にどちらが良いとは言い切れないのが現状です。ただ、ちょっとした違いが、ユーザーにとっては大きなメリットになる場合がありますので、記事を選択の参考をしていただければと思います。