写真撮影/写真撮影の基礎知識

ホワイトバランスを設定して自分だけの写真を撮ろう!(2ページ目)

写真を撮ったとしても、見た目通りの写真を撮れるとは限りません。思った以上に暗かったり、変な色をしていたり。そんな時はホワイトバランスの設定をしてあげるといい塩梅の色になります。今回は「こんな設定にするとこんな感じの写真が撮れる」という実例をご覧に頂きます。

伊藤 俊

執筆者:伊藤 俊

写真撮影ガイド

夕陽には赤を足そう

夕陽をそのまま撮ると、太陽は赤くなってきていますが、空は青いまま。

夕陽(元画像)

夕陽(元画像)


雲は太陽の光で少し赤みがありますが、空は青いままですね。赤みを出すために、赤(ホワイトバランスを日陰など)にし、更にマゼンタを足してみましょう。

夕陽(赤+マゼンタ)

夕陽(赤+マゼンタ)


「夕陽」といえば赤いイメージがあると思います。そのまま撮ってしまうと、空の青さが強くなってしまいますので、このように赤みを足しています。


青空には青を足そう

青空をそのまま撮ってしまうと、ちょっと白っぽく見えてしまいます。空気中のチリなどが反射して白っぽく見えてしまうんですね。

青空(元画像)

青空(元画像)


快晴ですが、やはりちょっと白っぽいですよね……。空はやっぱり青いほうが絵になります。ということで、ホワイトバランスを青(蛍光灯など)にしてみます。

青空(青をプラス)

青空(青をプラス)


やはり青空は青いほうがいいですよね!!ただし、やり過ぎると青空以外の部分まで青くなってしまうので、やりすぎは厳禁ですね。

次ページでは作例を紹介します。
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