大阪市の場合
大阪府大阪市では、耐震改修工事費用の2分の1まで、1戸あたり100万円を限度額として助成します。所得制限がありますが、2階建てまでなら木造、非木造、建築年次を問いません。平成26年6月からは、上記に加え、20万円×戸/棟が併せて補助されています(ただし、自己負担額による上限あり)。このように助成内容は自治体によってさまざまです。
受付期間内でも、予定戸数や予算枠に達すれば受付を終了する場合もあります。詳しくはそれぞれの自治体へ問い合わせて下さい。
減税措置も
自宅の耐震改修工事を行うと、その年の所得税から一定の金額が控除される「住宅耐震改修特別控除」という制度もあります(2017年12月まで)。自分の住居の耐震改修工事であること、1981年5月31日以前に建築された家屋であること、現在の耐震基準に適合すること。これらの条件を全て満たせば、標準的な改修費の10%(上限25万円)が控除されます。
該当する建物に住んでいる方は、これらの制度をうまく利用して地震に備えて頂きたいと思います。