コツは、厳密にやらないことです。 「おおまか」「だいたい」がポイントです。
作業1:家事のリストをつくる
1. 日常的にやっている家事の(内容)を、思いつくだけ書き出します。(10~20個)※ 子どもの年齢によって「授乳」「公園で遊ぶ」「宿題をみる」などが入るかもしれません。
※ 炊事は朝昼晩に分けるなど、時間のかかる作業は分けて書き出しましょう。
2. それぞれの家事について、1週間に家庭内で行われている日数(頻度)を記入します。
※ たとえば「夕食作り」の場合、週に1回程度外食するおうちなら、頻度は「6」になります。
※ 月1回位の場合は「0.25」でも「0.2」でも、気持ちがしっくりくる方でOK。
3. それぞれの家事について、自分が担っている割合(担当%)を記入します。
※ 夫とだいたい等分しているなら50%になります。
4. (頻度)と(担当%)をかけた数字(時間)を記入します。
※ 実際に費やしている時間ではなく、単純にかけ算してください。
5. (時間)が多い順に番号(順位)を記入していきます。
日常的に行われている家事を表にしてみよう
さて、ここまでは、1回10分で済む家事から1時間かかるものまで、すべて同じように扱ってきました。次の作業では、それに「気持ちの負担度」をプラスしていきます。
作業2:視覚的に整理する
気持ちの負担度をプラスして、家事を図式化してみよう
6. 紙に大きめの四角形を描き、4分割します。
7. 作業1で出した(順位)の1番から順に、それぞれの家事を上から配置していきます。
その際、気持ちの負担が大きいものは右側に、そうでもないものは左側に配置します。
いかがでしょうか。日々の作業が可視化されるだけで、気持ちがスッキリした方も多いのではないでしょうか。
>> 次のページでは、ABCD各エリアの特徴と対策について解説します。