ファッションポリシー
ガイド:では、本題です。TOKYO MORから8月27日にリリースされた新譜『Hi! Erectus!』についてお伺いします。オープニングの「introduction」では、バンド、メンバーの紹介をされていますが、前回、全ての方々からお話が聞けなかったので、先ずは自己紹介をしていただけないでしょうか? みなさんのファッションポリシーみたいのがあれば、是非知りたいです。特にsallycatさんの見えそうで見えないミニスカについて。
Hi! Erectus! (amazon.co.jp)
01 introduction
02 青のYeah! Yeah!
03 Hi! Erectus!
04 Eleki-Trick
05 Good Fuzz
06 Techno the Bop
07 New Wave High School
08 Get Back Boogie
09 3speeds
10 マッハtheブギー
Makojet:
Makojetです。革ジャン・革パン・リーゼントです。 ロックンローラーとバイカーの代名詞みたいなものなので。
Tsubaking:
Mr. Tsubakingです。このご時世、昭和ライクなダブルのスーツを纏っております。あ!ドラムと威圧感担当です。
Sally cat:
Sally catです。残念ながらミニスカではないんです。あれはホットパンツでもなくて、ジャンプスーツ。マッハモータースだし、レーサーのイメージで、というキャプテン(Makojet)の指示です。スカートよりパンツルックの方が媚びてない感じだけどセクシーだし、強そうな女のイメージもあって、気に入ってます。髪の色もキャプテン指定です。赤いヘルメットの代わりです。ヘルメットかぶってのライヴは難しいから、赤い髪。
ガイド:
ジャンプスーツ!? ミニスカと言い張ってほしかったです(笑)。
名は体を表す
ガイド:名は体を表すと言いましょうか…「青のYeah!Yeah!」「Get Back Boogie」「マッハtheブギー」などはロックンロールでありつつも、ブギーの反復が気持ちいいです。ブギーに魅せられた理由は? Status Quoとかブギーを売り物にしていたバンドがありましたが。
Makojet:
やっぱりルースターズの影響は大きい気がします。ただ「Boogie the マッハモータース」っていうバンド名をつけたときはBoogieが何たるかは全く解っていませんでした。ただ続けて行くうちにBoogieというワードが気になって、そのうちに身に付いていたのかも知れません。名は体を表してくれてるみたいです(笑)。
めんたいロックなナリでライディーン(YMO)
ガイド:同時にBoogie the マッハモータースは、ヴォコーダー全開の人力テクノと融合しています。テクノポップというと、打ち込みというイメージがある中、Boogieが人力テクノにこだわる理由を教えてください。
Makojet:
結成時の基本コンセプトとして「めんたいロックなナリでライディーン(YMO)」みたいなのがありまして。めんたいな男らしいステージでPCをポチポチやってるのは格好悪いんじゃないかという勝手な思い込み、そしてスタジオなんかで3人で曲をアレンジするにしても同期を打ち込み直さなきゃいけないとか。それで打ち込み直してる間に別のアレンジ思いついちゃったりとかで色々うまく行かなかった。結局3人せーので鳴らしたほうが断然楽しかった。ですので必然的に人力なんですが、「introduction」での「打ち込みなんか使わない!」ってセリフは聴く側の人にとってはどちらでも良いことのなでしょうが。なんか苦労の押し付けみたいなものです。