30周年を記念してランクル70が10年ぶりに復活!

ランクル70

MEGA WEBに設けられた悪路を模したコースでラリードライバーなどのドライブによる同乗走行も用意されていた

2004年7月まで日本でも発売されていたランドクルーザー「70」シリーズは、「ナナマル」と呼ばれているクロカン系SUV。

1984年に誕生し、今年で30周年を迎える。トヨタ自ら「最強」のランクルと呼ぶ。悪路走破性や信頼性の高さなどにより世界中でいまだ現役として、さまざまな方面で活躍しているし、日本での販売は終わってしまっていたが、オーストラリアをはじめ、アフリカや中東でもまだ売られている。

ランクルは何がスゴイ?

ランクル70

価格はバンが360万円、ピックアップが350万円で、すでに予想を超える受注を獲得しているそうだ

交通事故時などの安全性をのぞき日本ではクルマに命を預ける、というシーンは少ないはず。最近はゲリラ豪雨による水没などのリスクもあるが、砂漠の中などで、「エンジンが停まってしまったら身の危険にさらされる」という状況はかなりのレアケースだろう。

一方、現在発売されている地域では、クルマが停まって動けなくなると身の危険にさらされる場合もあるわけで、しかも、砂漠や川を渡るなど各国や地域で多様な使われ方をしているにも関わらず、悪路走破性、高い信頼性、そして整備のしやすさなどにより絶大な支持を受けている。

今回復活したランクル70(ナナマル)は、ファンからの熱い期待に応えるもので、生誕30周年を記念した期間限定車(2015年6月30日生産分まで)となる。

全国各地から熱いランクルファンが集結

ランクル70復活

開発主査の小鑓貞嘉氏や三橋 淳氏、寺田昌弘氏、ホーボージュン氏などを囲んでファンとの記念撮影でイベントは締められた

今回、お台場のMEGA WEBにて「70 COME BACKセレモニー」と題し、ランクルのファンを中心に一般の方をメインとしたイベントが開催された。プレスにも公開されたので報告したい。

まず、メインイベントの前に、助手席に乗る同乗走行も用意。ラリードライバーの三橋 淳氏がステアリングを握る隣に座って、バンクやモーグル、クライムなどの特設オフロードコースを少しだけ体験できた。

助手席で感じたのは、ランクルらしくアイポイントが高く、スクエアなボディにより周囲をかなり把握しやすそうという点。最近はクロカン系SUVでもスクエアそのものというスタイリングが減りつつある中で、デザインも機能のひとつと再確認させられた。

同乗走行したのは、ほんのわずかな距離で低速、しかも悪路に模したコースが中心であるが、乗り心地の面ではひと昔、ふた昔前かな、という印象は拭えなかった。

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